語る思い出

ましろが走って行った方に向かった。
下の道を進んでいったが、ましろたちの姿は見えなかった。


テリアモン「見当たらないね。」
薫「あぁ、もう少し先に進んだのかもな。」


少し休憩し、また進んだ。
しばらく進むと、ましろの姿が見えた。
近くに着くと、ましろは奥の方を見つめている様子だった。


テリアモン「おーーい、ましろ〜〜〜!」
ましろ「 ! 」


テリアモンが声をかけると、ましろは驚いてこっちを見た。


ましろ「・・・・・なんだ、薫たちだったんだ。」
テリアモン「なんだ、じゃないよ。
      勝手にこっちに行ったから、薫と僕が追いかけたんだよ
ましろ「あ、ごめん。」
薫「・・・いや、大丈夫だ。それで、デジモンは見つかったのか?」
ましろ「・・・・・ううん。ここまできたら、何も感じなくなって。」

ましろにデジモンの事を聞くと、首を横に振った。
そして、話しをしてくれた。


テリアモン「じゃあ、光たちの所に戻る?」
薫「そうだな。まし ! 」


テリアモンと話していると、いきなり強い風が吹いた。
驚いて目を閉じて、風が止むのを待った。

2/12

<< >>


人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -