第38話:似たもの同士 交わらない思い

寒さも強くなって、12月に入りました。
服装も、いつもの服に厚手の上着を着ています。



今日はホテルで
スゥさんとコウモンに勉強を教えています。








スゥ「・・・・・で、
   ・・・・・・・だから・・・。
   ・・・・・・・・はぁ、もういやだ。」

コウモン「全くだぜ。」

スゥさんとコウモンは同時に机につっぷせた。
僕は2人のもとに近寄った。

光「が、頑張ろう。もう少しで休憩にするから。」

スゥ「・・・あぁ。」

コウモン「光。お前、よくこんなぶ厚い本なんて読めるな。」

コウモンは本をペラペラしながら、僕にそう言ってきた。


スゥさんとコウモンが
苦手な読書をしているのは理由があるんだ。





実はスゥさんとコウモンは
将来、春日教授のようになりたいって言ってて。

それで僕に先生にって、頼んできたんだ。
それを聞いて僕はすごくうれしかった。

頼ってくれた事もそうだけど
スゥさんの表情はすごく、清々しく見えたから。






スゥ「・・・で、光。
   これってどういう意味だ??」

光「あぁ、これはね。」


スゥさんに名前を呼ばれて、僕はスゥさんに教え始めた。

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