第17話:消えた笑顔 レイナの悲しみ

海「・・・で、昨日もデジモンと戦ったのか?(小声)」

光「う、うん。」

僕は今、海君と昨日のスゥさん達の事をしていた。
スゥさん達も完全体に進化できて、本当によかった。


海「戦いすぎじゃないか? 無理すんなよ。」

光「大丈夫だよ。でも、ありがとう。」



Bクラスの男子1「レイナちゃん、今度、俺たちと一緒に遊びに行こうぜ。」

Bクラスの男子2「いやいや。俺と行こう。」

レイナ「・・・・・・・・・・・」

レイナさん、今日も話しかけられているなぁ。
あ、ちなみに今の僕の席は後ろから2つ前で、その斜め前にレイナさんの席なんだ。
だから、レイナさんの様子が見えるんだ。
まぁ、レイナさんはずっと黙っているんだけどね;



キーーンコーーン カーーンコーーン



B組の先生「席について。授業を始めますよ。」

先生の声で席に戻った。
6時間目は学級会。

B組の先生「今日の学級会は、入学してから本がだいぶ増えて
      本棚が散らかっているので、クラスで1人図書整理係りを決めて
      月に何回か整理をしてほしいのです。」

そういえば、最近本棚がグチャグチャしているなって思っていた。
先生の言葉で周りの子達は、「えー」とか「いやだなー」って言葉が聞こえた。

Bクラスの先生「はい。文句は言わない。
        決める方法は、公平にくじにしました。
        右端の方から順番に引いてください。」

先生は箱を机に置いて、みんな順番にくじを引いて行った。

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