好奇心は猫をも殺す
『n』回目のはじめまして／知ってるよ、聞いたんだ／何度突き放しても／薄っぺらな感傷／情に流される前に

偶然ではない、運命ですらない
ただ見殺すだけでよかった／手を伸ばしたのは何故／戸惑いと焦り／感情が邪魔をする／足りないのは覚悟か、それとも

予め用意されていた筋書き
心に嘘をついて誤魔化した／苦痛に満ちた楽しい日々／それが私の仕事／少しでも長くこの時が続けばいい／一刻も早くこの時が終わればいい

全てに気づいた君が取った選択
この手で積み重ねた罪／恨みもした、呆れもした／どうかそのままの君でいて／せめて苦しませないようにと／もう傷つけなくても済むのかな

意味も価値も無い願いだとしても
狂うことすら許されない／エゴのカタチ／私の知る君はもう居ない／最期にひと目、君に／『n』回目のさようなら