お題 | ナノ
一言だけ、えてもいいですか?

自惚れだと気づいたのはいつだっけ

臆病な涙腺と泣き虫な鼓動/嘘吐きには指切拳万・針千本/大切だから、大好きだから、(自分から手放したんだ)/知ってた?ボクは君が/雨を遮る傘をください

ボクらってこんなに脆かったんだね

君に触れることすらままならない/お願い、今だけでいいから/眩んだ瞬間に消えてしまったんだ/君の温もりに縋っていただけ/ぱちんとはぜて、消えてった(この手の平に残ったものは?)

ねぇ、諦めさせてよ

気づかなければよかった/いっそこのまま君を、なんて/それがただの依存だと(なぜ気づかないのかしら)/触れたら融けてしまいそうですね/その背に縋ってもいいですか

ないてません、めにゴミがはいっただけです

望んだのはボクらだから、/とろけるような優しさの裏側で/「大丈夫、大丈夫だよ」/きらきら、ぽろぽろ/もうおしまい(サヨナラ、愛せなかった愛しい貴方)

胸に抱いた小さな、

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