｢いーざーやーぁ!!!｣
―ああ、また始まった｡
｢止まりやがれっ!!｣
｢止まれと言われて素直に止まるわけないじゃん。それに止まったら殴る気でしょ？｣
｢当たり前だ!!大体、池袋には来んなって何度も言ったよなぁ、いーざーやーくんよぉー!!｣
…俺、折原臨也は現在シズちゃんに追い掛けられてます｡
ちょっとした用事で池袋に来たら直ぐに見付かってこの始末｡
｢チッ｣
後ろから舌打ちが聞こえれば自動販売機や標識が飛んできた｡
もちろん全部躱したけど｡
｢危ないなぁ、当たったらどうしてくれんの？｣
｢安心しろ、そんときゃ放置しといてやる｣
いや、全然安心出来ないし｡
…そんな事は置いといて実は俺、シズちゃんが好きです｡
突然何言ってんだって？
…自分でも何で言ったか分からないや
まぁそんなことは置いといて、どうせシズちゃんは鈍いから気付いてないだろうけどね｡
…たださ、一度くらいは言ってみても良いよね？
｢仕方ないなぁ…今日はこの辺にしておくよ｣
｢もう二度と来んじゃねぇ｣｢あはっ、それは無理｣
｢手前……｣
シズちゃんはまだ青筋を浮き出させたままだったけどそろそろ時間だし…長居は出来ないかな｡
｢…シズちゃん!!｣
｢…あ？｣
さぁ叫ぶなら今しかない
｢―…好きだよ!!｣
20100919
初めて書いた静臨文!!
もうｸﾞﾀﾞｸﾀﾞ…;;
タイトル借りました
-HANA 華風 KAZA-
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