それはもう終わったことで
初めから何も思っていなかった
もう顔も見たくないよ
涙すら流れなかった
二度と逢うことはないでしょう
これで終わり。
ほんとはずっと信じてた、いつかは分かり合えるって
たったそれだけの話
ぬくもりが忘れられなくて
好き、前よりもっと(離れてから気付いたんだ)(もう遅いけど)
ありきたりだけど特別だった
平行な想いに緩やかな曲線を
行かないでと泣けばよかった？(そうすれば傍にいてくれた？)
ぷつりと切れた君との赤い絆
途端、何かが崩れる音がした
いつかは消えていくのだろう
この道の先に、君はいるのかな
風に乗せて飛ばす(あなたへの想いも、全部)
たぶんこれが私の初恋
ばらばらに砕け散ってしまった想いは
すべて消えてなくなる前に
きっと悪い夢を見たんだ
そうやって世界を忘れるのね
別れてから幾つもの夢を見た(それなのにまだ君を憶えてる)
思い出の中の君が微笑む
さあ、唄おう。哀しみを乗り越えるために
忘れるすべを教えてください
全てのことはifの世界で
幾万もの願いが地上へ堕ちた
せめて最後に一つだけ、もう会うことも叶わないなら
復元できないほどに粉々で
僕の知らない顔で笑う君
モノクロ写真の中の二人は(いつも笑っていたのに)
ぬくもりを知ってしまったの
いつのまにか独りぼっち
モノクローム・ラバーズ
セピア色に染まる君
君のいた物語それは
もうずいぶん前のことで
名前を呼ぶことすらできなくて
夢見ることさえ止めてしまった
遠くなっていく背中。追いかけるにも動けなくて
もう二度と。あなたには、
繋がらない/届かない/触れられない/通じない/求められない/逢えない