見あたらないこころの欠片
もう戻らないよ
心の奥底では壊したいと思っていたの
ズタズタに切り裂いてからキスをしてあげる
砕け散ったのはわたしだった
ごめんね、うっかり手が滑っちゃった
変化を恐れてはいけない。
きりきりと痛むの、
嬉しいでしょう、好きでしょう、
破片が胸に突き刺さる
あなたのぜんぶを知っていたい
お気に入りは壊れてしまった
あらやだ。次を探さなきゃ
同じ形で同じ色で同じ大きさなのに、同じじゃないの
それはコイ(故意/恋)ですか?
必要ないのよ、そんなものはね
欠けたところに接着剤を流し込んだ
ラスト・クオーターが涙を流す
ずっと君だけが欲しかったんだよ
ヒビの入る音が聞こえたって止められないの
ひとりぼっちのゆびきりげんまん
砕け散った、さくら色
大切にしたいのに傷付けたいの
それが恋だなんて気付きもしなかった
なにも、変わっていないのね
壊れ物のように扱わないで
痛い?痛い?
優しく撫でてくれる手が、嬉しくて悲しいの
不変を望んではいけない。
いつかはこんな日がくると思っていたんだ
うんざりなのよ、好きにさせてよ
たとえば。ばかりが頭の中をしめる
それはもう、君ではない
どちらかを選ばなくてはいけないの

このままあなただけがいてくれたらそれでいいわ

友情と恋情を天秤にかけたとき、

迷うことなく恋情を選んでしまいたい
友達やまわりの子よりも
たった一人のあの人を選んでしまいたい

誰よりもあなたを大切にしたい

それができないのはきっと、
わたしの中に甘えがあるからなんだと思う

ああ、それでも、どうか、
わたしの欲張りで、我が儘で、身勝手な愛を許してください
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