なにも定まらない
あれは好き、これは嫌い
ふわ。ふわり。
ずっと気ままに生きていたい
寂しくなんかないわ
ゆらぎっぱなしですが、なにか。
居場所なんていらないよ
気まぐれくらげ
ふわふわしてるのが好きなの。
海の宇宙(ソラ)へ旅に出る
初めて恋をした相手は、手の届かない人でした
青空に浮かぶ、
それでいいわ、傷つかないですむのなら
ぼんやり泡沫紀行
もっときみと漂っていたいよ
空のアオと、海のアオ
きみの夢を游ぐ。
ただ揺られていたいだけ
空の屋根
真っ白なドレスでおめかししたわ
ユ、メ、ウ、ツ、ツ。
ひとりがいいの
あっちへふわふわ、こっちへふわふわ
飛び込んだ先に、君
くらげは空飛ぶ夢を見る
それがいいわ、傷つけないですむのなら
自由海月
触らないでね、怪我をするわよ
びりびり、ばちばち
傷つけることが怖いだけ、愛することが怖いだけ
妄想リアリスト
ほとんどが水分で、あとはきみへの愛
さみしがり屋のさみし売り
沈んでしまうわ、
君が私を好きになる毒
こんなぶよぶよな私を見ないで
恋するジェリー
そうしてひとりで生きてきた
揺り籠で眠るような、
移り気なわたしでも愛してくれる?
わたしはずっと、独りでいるわ
わたしは独りで良かったのに
きみがわたしを一人にしてくれないから
独りを寂しいと思うようになったのよ