本気じゃないのはわかってた
笑ってしまえば冗談になるよ(だって私だけのものじゃない)
どうか夢のままで終わらせて
噂のプレイボーイ
私だけが気付いてる、
他の子にも同じことを言っているんでしょう
これっぽっちもなかった想い
好きだよ。なんてね(笑)
探していたのはキミの心
手首に爪痕。
昔はこんなんじゃなかったのに(どこで道を間違えたのだろう)
信じられない君のぬくもり
君が愛しくて仕方なかった(過ちにも気付かないほど)

私のこと少しでも好きですか?

初めから気付いてたよ
あなたはずっとあの子を追ってる
ほんとうは知ってたの、私を好きじゃないことくらい
少しずつでも好きになってよ
私とあの子を比べないで(それだけで惨めになるわ)
だって仕方ないじゃない、好きになってしまったものは
伝えることなく消化された、
透明なラヴレター
確かに恋をしていたの
焼却炉に捨ててきた
なかったことにするわ。
煙となってもあなたのもとへ向かうのね
すっと「好き」を吸い込んだ
嫌われたくないんだ
君に気持ちがないことぐらい、もうずっと前からわかってた
言いたいことは山ほどあるのに
君にとって都合のいい存在
私って君のなに?(なんて、そんなの、聞けるわけがない)
意味のないことだって知ってる
それでもやっぱり好きなんだ

愛せなくてごめんね、なんて言わないでほしい

いつかすべて良い思い出になるよ
あとはもう一人で。あなたを忘れて無敵になるの
いま君を振り返らずいられたら、きっともっと強くなれる
こうして抱き合うのもこれが最後
さよならの向こう側に新しい未来が待っている
あなたが涙を流すから、私はもっと泣きたくなるの
それでも私は、あなたが好きよ
誰にも知られず灰となる

伝えられずに死んでいった言葉たちが、
胸の底で泣いているわ
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