海の人魚は鏡に恋人を映して
詰まらせたのは林檎ではなく、君への愛の言葉
百年の眠りに君を想う
盗まれたガラスの靴
親指サイズって意外と便利ね
錘に塗った惚れ薬
登るにはまだ短いみたい。呼ばれても髪を垂らせないわ
赤い頭巾にご用心
ランプの魔神にお願い。貴方を好きになってしまったの
村娘は王子と恋をする
煙に包まれれば変身するかしら
夢見るお姫さま
ウサギを追って穴に落ちれば
キスで迎える目覚め

さぁ魔法をかけてちょうだい!

ファースト・キスは誓いのときまで待ってね
待つだけなんて時代遅れだわ!
ずっと夢に見ていたの、この世界のどこかに私だけの王子様がいるって
魔法使いの惚れ薬
オープンカーで迎えに来てね
お姫様脱走事件
私を貫いた王子の剣
迎えになんて来なくていいわ。守られる姫なんて時代遅れよ
靴のサイズが合わないの
さようなら、私の王子様
すべてまるで夢物語のようで
お姫さまは愛しい彼のもとへ
さぁナイフを振りかぶって
お姫さまの恋物語
いつかまた君に会いたい。
そうして幸せに暮らしましたとさ。はい、めでたしめでたし
爪先から始まるお伽噺草子
物語の終わりにハツカネズミが訪ねて
きみのプリンセスになってあげる
おしまいの、その続き
アリスはいまだ、夢の中
そして再び物語の中へ向かうわ

物語に誤差は付き物よね

口移しであげた真っ赤な毒りんごのかけら
私を好きだと言っておきながら、靴がなければ見つけられないのね
乙女の髪を切るなんて、なんてことしてくれたのかしら
生きるためにあなたを刺すわ。恨むなら魔女に騙された自分を恨んでね
ロミオなら逃げたわ、私を愛するのが怖いんですって
私はあなたが獣でもかまわないのに、あなたは私じゃ駄目だというの
オオカミさん、大きな口がとても美味しそうね
百年の眠りから覚めて、初対面のあなたを愛すほど軽い女に見えて?
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