僕の存在論
君が望んでくれるなら、僕は此処にいられる
僕が僕で、君が君でいるために
リアル・僕
君が望んでくれたから、僕は此処にいる
君のために生きるよ
僕達は、今この刻、存在してる

僕に存在理由をください

無機質な僕と温かな君
眠ることのできない身体
ちぐはぐロボット
君の体温がどうにも心地好くて
瞳から水が溢れでた。(馬鹿だな、それは涙だよ)
注がれる愛と小さな手のひら
こんなにも、つぎはぎな僕の心

僕に感情をください

お願い、生きたいと言って
戻れないとこまで堕ちたんだ
求めずにはいられないのに
哀しいかな、それが恋というもの
もう小指すら動かせなくて
いつかは散りゆく恋なれど
さようなら、望まなかった世界
君だけは生きていてほしい
愛してくれとは言わないから
世界が僕を拒絶したんだ。(それはただの言い訳)
見上げた太陽が眩しすぎる
届かないと知ってしまった
唇が君の名前を紡いだ
浮かんだのは君の顔だった
一緒に堕ちようか(二人ならきっと、どこまでも)

ああ、僕は。生きている

取るに足りない存在の僕は
消えたって誰も気づかないだろ
人生最期の。
痛いのは嫌いだから、一思いにやってください
不透明な感情を吐き出して
それでも、いらないのかな
そこにある誰かの残像
私の中に誰を見ているのかしら
Who am I?
それはきっと、私じゃない

君になら殺されてもいいと思ったんだ
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