「なぁ咲人さん」
「なんですか」
「俺さ、子供が欲しいわけよ」
「はぁ」
「だからさ抱かしてくんない?」
「え、意味分かんないんですけど」
「中出ししたら出来んだろ?」
「え、だから意味分かんないんですけど」
「咲人の中突っ込みたい」
「待って、待ってどこに突っ込むの」
「は?咲人のケツだろ」
「瑠樺さんは子供作るのに男を選ぶの?」
「咲人なら出来る」
「いや、出来ないから」
「じゃあ出来なくても良いから抱かして」
「え、えええ…」
「抱かして」
「…嫌」
「なんでだよ」
「だってそんな事言われた後だよ」
「悪かったよ」
「馬鹿瑠樺」
「分かったから怒るなよ」
「デリカシー無さすぎ」
「はいはい」
「変態」
「分かったから抱かせろ」
「嫌」
「オイ咲人」
「…瑠樺さんは俺の何が好きなの」
「あ?」
「3つ答えたら抱かしてあげる」
「…臍ピ、ヤってる時の声、貴浩」
「最後の何」
「貴浩が好きだから、貴浩」
「俺は俺じゃん」
「だからあー俺はナイトメアの咲人じゃなくて、ただの坂口貴浩が好きなんだよ」
「…馬鹿瑠樺、キザ野郎」
「分かったから抱かせろ」


瑠樺さんがよく分からない人になった。








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