ぴんく:あなた

くろ:阿部

あお:巣山

みどり:沖



※巣山のキャラ崩壊が酷いです!




痛巣山 01

「あーべ!」

「ん?」

「…こーちょこちょこちょこちょ!」

「………」

「……ん?こちょこちょこちょこちょ…?」

「……あの」

「…あれ?阿部、もしかしてきかない派?」

「…うん」

「なにそれ!反則でしょ!スリーアウト!チェンジ!」

「何をチェンジすんだよ」

「え?彼氏の座?」

「ちょ!なんだよてめえ!ふざけてんのか!」

「…そんなに怒らなくてもいいじゃん」

「おまえがつまんねえこと言うからだろ」

「まあ、これも愛されてるってことか」

「うっせ!」









「りあじゅうばくはつりあじゅうばくはつりあじゅうばくはつりあじゅうばくはつりあじゅうばくはつりあじゅうばくはつりあじゅうばくはつりあじゅうばくはつ」


「ど、どうしたの巣山…。なんかブツブツ言ってて怖いよ……」




痛巣山 02

「こしょぐりきかないとか有り得ない!」

「そういうおまえはどうなんだよ」

「私?まあ、私もきかないけどね?」

「嘘だ」

「嘘じゃない」

「嘘だ」

「う、嘘じゃない!」

「……」

「……」

「こちょこちょこちょこちょこちょ」

「っきゃー!うひゃひゃひゃ、やーっ、ひっ、ひゃっひゃっ、ふっ、ちょ、ちょっ、やっ、やめ、やめて!よ!」

「めっちゃきくじゃねーか!」

「う、うっさい!阿部、今私の脇こちょこちょする振りして胸触ったでしょ!」

「な!おまえ、自分の嘘がバレたからってぬれぎぬかけんな!」

「えー、阿部はしたくないの?」

「…な、何を?てか、ここ俺の部屋だぞ?そういうの考えてモノを言えよ?」

「あれ?なんか…ブラがきつい、な」

「…だ、だからなんだよ」

「阿部…ちょっと…外してもらって、いいかな?」

「は!?おまえ、ちょ、な何、何言って…!」

「へっ、嘘だばーか」

「な…!」

「まったくー。阿部も男の子なんだねえ。あーあー、やだやだ」

「べ、べつに!おまえが変なこと言うからちょっと動揺しただけだ!」

「嘘だ」

「嘘じゃねえ」

「嘘だ」

「う、嘘じゃねえ!」









「アイツら、みんなで阿部んちに勉強しに来たってわかってる?わかってやってんの?ねえ、アレわざと?」

「巣山!巣山落ち着いて!」

「言っとくけど、俺だって嫁の一人や二人いるんだからな…。ちょっと恥かしがり屋で画面から出てこないだけであって………」

「巣山!?画面って何の話!?」




痛巣山 03

「じゃあ、しないの?」

「はあっ!?」

「え、もしかして阿部ってチェリーボーイなの?シャイボーイ?それともアッチ系…」

「そんなんじゃねえっ!」

「そんな奴には私の勝負下着は一生見せてあげましぇーん!」

「……び」

「は?」

「来週の土曜日…」

「うん」

「…うち…来る?」


「い、行く!」









「バルスバルスバルスバルスバルスバルスバルスバルスバルスバルスバルスバルスバルスバルスバルスバルス」

「うわああ、巣山の目が据わってるよおおお…!」

「フッ、俺が魔法少女じゃなくて良かったな。今ごろ俺のソウルジェムは真っ黒だぜ……」

「すやま…?」