左右対称な僕ら
キミはボクであり、ボクはキミである
別にわざとなんかじゃないんだ
お互い嫌いあってるクセに
おはよう、相棒
反響して狂っておしまい
冷たいスープに固いパン
ぎょろり
なんて美しいカニバリズム
咀嚼音だったのよ、ダーリン!
ちょっと待っててね
愛しい鼻先にキスを
届かない哀しみの向こうに
原色だけの痛い景色は
止まらない足踏み
午後3時、今日も君が通るのを待つ私
四角く切り取られた外の世界
一目惚れとか、言えない
手を伸ばす。君はそれを、
錯覚だと気付けない
世界の果てを見たかった
鳴り止まない電子音
呼吸停止。
灰色の空に砂の城
機械仕掛けで恋してみない?