拍手お礼文2


(2015/04ゴルベーザ)
「あっゴルベーザ様ゴルベーザ様!」
「なんだ?」
「これどうぞ!」
「……?」
「あれ、初めて見ます?お団子ですよお団子!」
「(…何故突然渡してきたのだ)」
「あっもしかしておちゃ?っていうのも欲しいんですか!」
「…待て、話が見えぬ」
「あれ?お話してませんでしたっけ?私、一緒にエブラーナにお花見に行こうって言いませんでしたか?」
「聞いていないぞ…」
「あはは!うっかりしてましたね!じゃあ行きましょうか!お弁当もばっちり用意しておきましたから大丈夫ですよ!あっこのお団子は下見でエブラーナに行ったら売ってたんです!あと桜が見える所もばっちり押さえてあります!」
「(…これで行かぬと言ったらますますうるさそうだな…、…たまには付き合うのも良いか)わかった、では行くぞ」
「やったーっ!じゃあ行きましょ行きましょ!四天王の皆も待ってますよ!」
「(あやつら…先程から姿が見えぬと思ったら何をしているのだ…)花見を考えたのはお前か?」
「そうですよ!たまたまいい場所を見つけて、ゴルベーザ様に見せたいなって思ったんです!」
「……そうか」
「ゾットの塔で一緒にまったりしているのも私は好きですけど、たまには一緒に外出もしたいなって思ったんです!」
「…たまになら、悪くはないのかもしれぬな」
「本当ですか?じゃあ来年?今度もまた一緒に行きましょうね!約束ですよ!」
「……あぁ」


(2015/04エドガー)
「レディ、何を持っているんだい?」
「あっエドガーさん!これ、お団子って言うらしいです」
「お団子?」
「はい!カイエンさんが教えてくれたんです。ドマにあるお菓子みたいで」
「なるほど。味はどうなんだい?」
「んー甘い感じですね。とってもおいしいですよ!エドガーさんも食べてみます?何本か貰ってるんです」
「そうだね。少しだけ頂いても良いかな?」
「はい……っ!?」
「……確かに甘い菓子だな。食感も独特な感じで新鮮だ」
「………え、エドガーさん…」
「うん?」
「な、ななな、なんで私の食べかけを食べるんですか!!」
「1本すべてを頂くのは悪いと思ってね」
「う、嘘です!笑いながら言っても説得力がないですよ…っ!」
「では私がどう思っていたと思うんだい?」
「うっ…そ、それは………」
「それは?」
「……い、言えません!エドガーさんの馬鹿!阿呆!女好き!もう知りません!!」
「おっと…少し悪戯が過ぎたかな。……レディ!待ってくれ」
「(兄貴すんげー楽しそうだなあ…そしてこの団子うまいな…)」












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