『サイケー起きろー』
さっきから名前呼んで揺すってんだけど全然起きる気配がしない。狸寝入りかとも考えたけど、そうでもなさそう。さて……どうするか
サイケが起きてくれないと……
俺は、今から池袋まで仕事で出掛ける。置いていけばいいだけの話だが、池袋に行くときは絶対連れていってとサイケから御願いされている。
前に無断で行ったのがバレたときは、次の日仕事とかできなかった。(何があったかは企業秘密)
兎も角起こして行かなければ俺の身が危険になる。
『サイケー!』
「んぅ……」
小さく呻いたかと思えば寝返りしただけ……どうやって起こそうか……
『サイケー………………んぅ!?』
サイケの顔をのぞいてみれば、イキなり首に手を回されて、あと数センチで唇が触れ合うという至近距離にまで来た
「臨也君びっくりした?」
『いいから離っ』
人の話しは最後までちゃんと聞こうか。イキなり塞がれた口から強引に舌が俺の口内に侵入して暴れだす。話すときは二人の間に糸が引かれプツンと切れた。
「さぁて充電できたし池袋行こう!」
起き上がってにこやかに此方を見たサイケに頭が痛くなった
(朝から盛り過ぎ)
(臨也君が可愛いのが悪いんだよ?)
ーーーーーーーーーend
黒夢様から貰った相互記念小説です。
無邪気攻めサイケたんに押しに弱い臨也さん可愛い!
素晴らしい小説有難うございました。
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