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いつかの夜空に願い事 / 呪いの言葉はアドマーニ / きみが泣いてくれればいいよ / 単純世界に広がるカラフル / 世界の隅で君を見つけた / 爛れた恋にはしたくない / 浴衣の金魚が泳いでた / ノンレム少女は夢をみない / はじめに還るだけなにね / あの日の君に会えるとしたら


いつかの夜空に願い事

    いっせん超えてみませんか

    恋の病と名付けましょう

    どうせ嘘なら黙ってて

    少しの背伸びは見逃して

    泣き言スパイラル

    過去も未来もきみのこと

    そんな日常を夢みてた

    もしもの未来は訪れない

    理由は違えど結果は同じ

    足跡だけを追い掛けてきて

    きみのことば

    愛されど愛せない

    もう少し夢に浸らせて

    いつかの夜空に願い事

    あの日の傷が、まだ疼くんだ

    使い古した愛のことば

    恋愛パラドックス

    レンズの向こうで笑う貴方へ

    きみにとってはただの言葉

    わたしにとっては永遠の記憶


呪いの言葉はアドマーニ

    おばけのいない街

    呪いの言葉はアドマーニ

    毒りんご制作中

    涙が溢れて海になる

    午前3時のホームパーティ

    これはきっと、喪失感

    この感情に名前を付けよう

    メロンソーダの快進撃

    振り返ったら水の泡

    シンデレラにはなれないらしい

    とけてなくなってしまえばいいのに

    勇者が消えた世界

    汚いわたしに蓋をして

    どうせこれも夢なんでしょう

    ヨーグルトの海に沈みたい

    その唇が開く前に

    毛布の中は別世界

    部屋の外には悪魔がいるの

    広がる世界と変わりゆく日常

    花冠は置いてきた


きみが泣いてくれればいいよ

    止まったままの砂時計

    愛が拗れて哀になる

    春に落とした夏模様

    ぼくときみとエトランゼ

    愛の言葉のリフレイン

    レゾンデートル募集中

    犯人はわたしでした

    こっちを向いてよ

    悲しい声で呼ばないで

    朝日が僕を見捨てた日

    光と影が飽和した

    あの日のつづきを話そうか

    夏の暑さで死にたいね

    臆病な僕は、また嘘を吐く

    きみが泣いてくれればいいよ

    戻れないって分かってた

    知らん顔して笑うぼくら

    鼓動が騒いで眠れない

    この想い、迷宮入り

    これが最後の一分間


単純世界に広がるカラフル

    夜空を瞬く星になる

    君のそばでは息すらできない

    好きって言ったら許してあげる

    目で追うだけの毎日でした

    溜め息モンスター

    今日から僕が勇者らしい

    言葉は何もいらないから

    勇者の剣はまだ抜けない

    単純世界に広がるカラフル

    明日晴れたら会いに行くね

    せめて君を忘れないように

    時に、愛とは残酷である

    僕の言葉を飲み込んで

    泣いてばかりのロンリーガール

    巡り巡る恋の季節

    醜悪共から産まれた憎悪

    ワンダーランドは閉業中

    夜空に咲いた恋の花

    ぼくを思い出にしないで

    旗を振って待っているね


世界の隅で君を見つけた

    出逢いがきっと遅すぎた

    その立ち位置が羨ましかった

    あなたの目には映らない

    眺めているだけの毎日でした

    君の言葉にアンダーライン

    寂れた言葉を繕って

    きっと明日も何も変わらない

    寂しさに溺れて死んじゃうね

    痛みに歪む顔が見たくて

    どうせ別れがくるのでしょう

    僕のためだけに生きてよ

    生きるのがへたくそね

    口先だらけのラブソング

    嘘でつくられた君へ

    綺麗すぎて嘔吐が出る

    世界の隅で君を見つけた

    いつかの君にさよならを

    同じ時を過ごせたならば

    わけも分からず泣いた今日

    不幸がふたりを引き裂いた


爛れた恋にはしたくない

    限られた世界で愛を探した

    今も昔も、後悔ばかりしているよ

    この歌に想いをのせて

    君に触れるは爪の先

    あれはきっと、終わった恋

    いつか報われますように

    涙にとろけて灰になる

    いつだって世界に期待していた

    爛れた恋にはしたくない

    いつも、その涙に裏切られてきた

    僕だけが愛していた

    冷たい喉を掻きむしった

    僕の足跡を辿っておいで

    君は僕では報われない

    あなたの幸せを願うふりをした

    枯れた涙と声と愛

    愛にも限度があるものよ

    お楽しみなら他所で求めて

    ベッドに沈んで眠るだけ

    縫い付けられた僕の心臓


浴衣の金魚が泳いでた

    ラムネに浮かんで眠る

    浴衣の金魚が泳いでた

    今晩あの街灯の下で

    夏の暑さでやられただけだ

    ずっと手を繋いでいてよ

    先に解いたのはどっちだった?

    ありえない話をしてあげる

    りんご飴みたいに甘酸っぱい

    君の首筋が愛おしい

    わたがしに隠れた赤い頬

    水ふうせんは弾んで割れた

    ひと夏の思い出には重すぎた

    夏のはじまりを告げる聲

    繋いだ手から感じた温もり

    来年の夏も君の隣で

    君の足音に耳を澄ませ

    あの花のように消えてしまいたい

    いい加減な夏のメロディ

    ほどいた髪から香る熱情

    火照った身体に優しく触れて


ノンレム少女は夢をみない

    たしかにあの日は存在してた

    駆け抜けた先の白い星

    寄せては返す波のように

    せめて触れる距離で泣いて

    いつも通りが恐かった

    僕だけじゃないと知ってしまった

    小匙にも満たない君の気持ち

    遠い未来に足を伸ばした

    「何故」に征服された世界

    悲しい嘘で誤魔化さないで

    薬で治る傷じゃない

    ノンレム少女は夢をみない

    憎しみだけを抱いていて

    渇いた心が叫んでる

    星をまたいで逢いにきて

    今すぐその足で駆け出して

    足先だけは覚えていた

    取るに足らない君の考え

    頬が涙でぬれた朝

    ぼくらの隙間で揺れる想い


はじめに還るだけなのにね

    追いかけっこに疲れただけさ

    狂おしく咲いた華のように

    ずっと知らないふりをしていて

    届かなくてもどかしい

    世界のために死んでくれ

    いつだって僕は空回り

    君が僕をみつけないように

    簡単に嘘がつけちゃうんだね

    夜の街に二人きり

    夢で逢えますように

    はじめに還るだけなのにね

    ありふれたハッピーエンド

    木陰でそっと繋いだ手

    みんなの君にならないで

    勇者の背中は予想以上に小さくて

    ずっと君に会いたかったんだ

    枯れた声では届かない

    きっと世界に疲れただけさ

    ぼくは時間に縛られ続けてる

    ルックスだけが判断基準


あの日の君に会えるとしたら

    あの子のどこがいいのでしょう

    わざと知らないふりをした

    この罪悪感を知っていた

    あの日の君に会えるとしたら

    コンテクスチュアルな愛の言葉

    この気持ちを例えるならば

    ハートで囲んだ貴方のなまえ

    あの日の二人に戻れたら

    最後のこの日まで愛していました

    また積み上げていけば良いよね

    君の不幸を望んだの

    それが罠だと知っていた

    涙の跡が愛おしい

    悔しさだけが残っていた

    触れられないのに愛おしい

    ぼくの知らない表情をしないで

    冷たい音でからまわり

    わるぐちばかりが先回り

    勘違いだって構わない

    この気持ちだけは本物だから

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