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これを愛だと錯覚した日 / 二重まぶたに口付けを / 心が冷えていく音がした / 誰でもいいから私を愛して / 炭酸水に混ざったなみだ / 吐き捨てたのは愛情 / 恋心をひとつまみ / うそにまみれた / スカートにのせた恋心 / それが嘘だとわかっていても


これを愛だと錯覚した日

    今から嘘をつきます

    このもやもやは君のせい

    目一杯の好きを頂戴

    僕らは嘘に酔いしれていた

    これを愛だと錯覚した日

    別れ話をひとつ

    息をするように嘘を吐く

    平行線が交わる話をしよう

    そんなのずるいよ

    最低な口約束を交わす

    こんな想い、消えちゃえばいいのに。

    ポケットに忍ばせた愛情

    ぜんぶ夢ならよかったのに

    こんな結末を望んだわけじゃない

    一番星が見つからない

    君を好きになる方法を教えてよ

    似たような話しかしないのね

    愛していたはずなんだ

    この言葉に意味なんてない

    さようなら、大嫌いな僕


二重まぶたに口付けを

    いつかの未来が消えたんだ

    最低な願いだとは知っているけれど

    いちばんぼしに憧れて

    ぜんぶ流れてくれればいいのに

    君のためについた嘘

    ぼくらはトモダチ以上になれない

    オレンジが告げた君との終わり

    後退ることすら出来やしない

    その前髪に触れたかった

    今だけ、もしもを見させてよ

    時計の針に急かされて

    もう一度だけやり直せるのなら

    腹が立っただけのこと

    残念だけど、過ぎたはなしだ

    どうして君が謝るの

    真っ赤な瞳に焦らされて

    NOだなんて言わせない

    二重まぶたに口付けを

    どうせ私は可愛くないから

    行かないでの声が掠れた


心が冷えていく音がした

    眠れない夜のおまじない

    好きと聞ければ満足だから

    わざとらしくて涙がでちゃう

    本当の意味を教えてあげる

    なんかもう、死んでもいいかも

    それもどうせ、上辺だけ

    切りすぎた髪を撫でて

    知らないふりして傷つける

    君の全てに嫌気が差した

    どうしてもダメだとわかっていた

    中途半端なぼくが笑った

    結局、私は必要ないんでしょ?

    何度でも伝えてみせるよ

    君という名のぬるま湯に浸かる

    無能な僕は、君を欲することしかできない

    縺れた足に絡まった君の足

    未だに中に残ってる

    喪失感に涙が出た日

    心が冷えていく音がした

    今でも心臓は鳴り止まない


誰でもいいから私を愛して

    何度だって君を愛す

    さよならしんぞう

    長い物語に飼われていたらしい

    冷たい足先に触れた

    涙が溶けて僕を濡らした

    その顔がまた傷口を広げる

    誰でもいいから私を愛して

    エレジーを唱えるみたいに

    変わらない愛を望むのです

    なにひとつ変わってないのね

    憎たらしい言葉を紡いだ

    あの日、愛は死んだ。

    都合良く捉えていただけ

    別れた道をさまよっている

    はちみつ漬けのしんぞう

    浮遊感を嫌った君に

    太陽を抱えて泣いていた

    分からないくらいが丁度いい

    僕の気持ちが空を飛んだ

    現実を恐れた君の末路


炭酸水に混ざったなみだ

    青春にさよなら

    その指先が愛おしくて

    君とのピースを繋いでよ

    根を生やした君への想い

    途切れた声で縋ってみせて

    僕には少し、遠すぎた

    それだけで伝わるよ

    赤い瞳に心が揺らいだ

    愛しさをひとつまみ

    炭酸水に混ざったなみだ

    君の未来に僕の居場所はありますか

    最後くらいは綺麗でいさせて

    全てが君のための嘘

    作り物に騙された世界

    見えない嘘つき

    しんぞうがからっぽね

    甘ったるくて吐き気がするわ

    過去に囚われていたのは僕でした

    自然体で振舞ってよ

    call my name!


吐き捨てたのは愛情

    今が過去になるはなし

    決まりごとのように嘘を吐くのね

    拒絶を拒んだ日

    昨日でも明日でもない、今日のこと

    溶けだした愛情

    しかめっ面さえ愛おしい

    その手がきっと受け止めてくれるから

    君の全てを受け止めて見せるよ

    全部が可愛く見えるのです

    抑えた衝動と溢れた感情

    先に泣いたのは僕だった

    変わった色に狼狽えた

    待つしか出来ない奴の囁き

    一年越しのラブレター

    今夜は灯りを消さずに眠ろう

    吐き捨てたのは愛情

    息も詰まる冷たさね

    どこまでもしつこいやつだ

    最後の恋にしないでおくれ

    地図なんていらない旅がいい

    土に還って消えてくれ


恋心をひとつまみ

    冬が溶ける音がした

    私はあの子になれない

    恋心をひとつまみ

    カップケーキに想いを添えて

    ソーサーの端のティースプーン

    君のほっぺはあまずっぱい

    眠れない夜のホットミルク

    デザート戦争

    疲れた頭にチョコレート

    スポンジケーキに寝そべる

    舌先に触れる甘い宝石

    眠気覚ましに顔をしかめる

    ひとくちだけだから

    はちみつとろけた

    少女は甘味を夢に見る

    甘い罠に酔いしれる

    たまには刺激も必要だから

    隠し味には私のきもちを

    緩んだ顔にビターチョコ

    クリームチーズと眠る


うそにまみれた

    季節はずれの恋のうた

    その言葉も嘘なんでしょう

    さよならあの子が愛した世界

    消耗品のような恋をした

    これが運命ってやつさ

    罪を憎まず君を憎んだ

    間違いだらけの方程式

    うそにまみれた

    涙が出るほど嫌いでした

    訳もなく泣いていたわけじゃない

    せめて君と居させてよ

    小さい頃のぼくたちがいた

    あのひ、きみがしんだんだ。

    今日もどこかで誰かが泣いていた

    空に浮かんだあの笑顔

    海へと沈めた恋心

    あなたの手が大嫌いだった

    安定剤を噛み砕いて

    きみのことばをのみこんであげる

    吸われた空気と吐かれた言葉


スカートにのせた恋心

    片言なアイシテル

    スカートにのせた恋心

    雨音のオーケストラ

    空が心と同化した日

    きみの魔法にかけられて

    癒しの呪文を唱えます

    散りゆく桜を眺めてた

    あの日の僕らがはにかんだ

    君の体温に融解した

    ページをめくる前の話

    からっぽのはじまり

    あの日の笑顔と重なった

    揺れた瞳が輝いて見えた

    並んだ背中に感じた隙間

    心の中であたためて

    こぼれ落ちた意地っ張り

    ほんの少しの君への愛情

    限りなく優しい朝

    手を離せば終わるはなし

    進む道が見えないのなら


それが嘘だとわかっていても

    暖かく色付いた世界

    胸の中に潜めた気持ち

    さようならよわむし

    君のぬくもりが好きなだけ

    傾いた世界で泣かないように

    僕だけのものでありたかった

    知らない君が笑っていた

    罪悪感はポケットにしまって

    気付かないふりをしていて

    いつだって君が笑うから

    知りたがりな気持ち

    動かぬ思いが傷を増やす

    世界の真ん中は君なのに

    それが嘘だとわかっていても

    初めて君から目をそらした

    きみのためのことば

    指先から伝わる愛情

    結んで開いて知らん振り

    瞼の裏で舌を出す

    すみっこのまにまに

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