「明日は8月1日かー…」 ふと青空を見上げて 太一がそう呟いた 『明日が何かあるの?』 「あっ、いや…思い出の日なんだよ、8月1日」 『思い出?』 「うん、思い出」 懐かしそうに笑った 「仲間と冒険したんだ」 『キャンプとかしたの?』 「ま、最初はそのつもりで行ったんだけどな」 『?』 太一は数年前に起こった夏の大冒険の話を語ってくれた まるで信じられない、不思議な、おとぎ話のよう 『その…アグモンは、いまどうしているの?』 「…会いに行くか?」 夏の思い出 今もどこかで 冒険が始まっている Re:Digitize... TOPへ戻る |