ミミ、京、健良、輝二


「赤グループみんな震えてましたね…」


「**さんは昔から怖がりだからねー」


「へぇー意外ですね」


「ですね…その話詳しく聞かせてください!!!」


キラキラした瞳でミミを見つめる健良に、テリアモンは呆れ顔。


「ジェンくん…」


「良いわよ〜」


「っしゃ!!!」


「…ふんっ」


「…きみ、今さ、鼻で笑ったよね?」


「………」


「あのさ、**さんとどういう関係?君も**さんと会って数日でしょ?昨日の夜ご飯前に2人っきりで何してたわけ?ねぇ?聞いてる?ねぇ、聞いてる?って、聞いているんだけど???」


「………」


「無視とか傷つくんだけど」


「無問題♪」


「面倒な子ね〜」


「ミミお姉さま、早く行って帰りましょ!!!」


「そうね〜」


ハイテンションで山を駆け上がるミミを追って京も走り出す。


「えっちょっ、ミミさん!**さんの萌えエピソードは?!!」


「…寝言は寝て言え」


「寝言じゃないし!って、待って!置いていかないで!!!」





ヤマト、丈、大輔、留姫


ガサガサ


「うわぁっ!」


「どうしました丈先輩!?」


「いや只の風みたいだ、大輔くん」


「良かった…うわぁっ!」


「どうした大輔くん!」


「只の動物みたいです、丈先輩」


「そうか…」


「何あれバカみたい」


「まっ、まぁな…気にしないで」


「「うわぉっ!!!」」


「………」


「「ひえっ!!!」」


「…先行きます」


「…俺も」


「あっ早いよ、ヤマト!留姫ちゃん!」


そう言った瞬間、留姫は勢いよく丈を蹴り飛ばした

コロコロと山を転げ落ちていく


「あ〜れ〜」


「丈先輩〜!!!」







「デジヴァイス、ゲット〜♪」


「やったね、ミミ」


「うん」


「早く戻りましょ」


ミミたちが帰ろうとしたら


「ふ〜、あっ!留姫」


「ジェン…」


紫チームも到着


「あれ?丈先輩と大輔は?」


京が聞くと留姫はクールに一言


「落ちた」


「へ?」


「正確には落とした、だな」


「へ、へ〜」


この後、無事に2人もデジヴァイスを取り戻し、広場に合流した。


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