『宵風!』


「…なに?」


『空飛ぶ猫!』


「……………」


『ごっ、ごめんなさい』


嘘が通じない宵風は、いつもどおりに足を抱えて、雪見さん特製!のレモネードを飲む


『…雪見さん』


「あ!」


『だっ、何ですか?!』


「ん?何にもねーよ」


『………あっ、卑怯だ!』


「いつものことだろ」


『余計ムカつきます』


分力のとこにでもいこうかな?
でも、雷光さんは仕返しが怖い
俄雨は嘘が通じない…最悪だ


『ねぇ宵風、私が壬晴のこと好きって言ったらどうする?』


「…きら」


『えぇっ、嘘でしょ?!』


「うそだよ」


『だよね…本当に驚いたな』


「じゃあ、僕が**に好きって言ったら?」


『もう嘘は通じないよ、でも』


「?」


『それは本当!』


「…なんで?」


『私も宵風が好きだから!』


「…嘘だったら、気羅ね」


『うん!』


嘘 じ ゃ な い よ

(皆を愛しているよ)
(((嘘だ…!)))
(ぼっ、僕も愛してます!)
(おやおや)

*10.04.01*





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