長編あなたへ | ナノ




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バスケがいいな。
でも、バレーも捨てがたいかも。うーん…。

「八重ちんどうしよう」

「私はバレーにするつもりだよー」

じゃあバレーにしようかなー…。

「千明はー?」

「バスケ」

なんという一言回答。流石です。
そっか千明はバスケか。

だぁぁあぁぁぁあぁっ!畜生!迷う!

「なまえは何やんの?」

「おー真弘ー!真弘は?」

「俺バスケ」

真弘バスケか…。ならバスケにすっかな。
うん、よし、決めた。

「私もバスケするー!」

「みょうじさんはバスケね、了解」

ふふ。同じ体育館じゃん。ばっちり拝んでやるぜ!

「そいや、テスト返ってきたよな。見せろ」

「なんだ、その命令口調は」

「鴉取ー聞けよーこいつ全部85越えなんだよー」

「八重ちんには負けたね!」

「全教科ほぼ100だもんね」

そうなのだ。
千明には勝っても八重ちんには勝てない。なんだか悔しい。
次はちゃんと勉強しよ。

「お前ら何者…?」

真弘が絶句していたのは無理もない。



種目とテスト
(後から)(真弘のテストを)(見せてもらった)










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