ギフト、短編用 | ナノ




したいから




若干下ネタ注意











いちゃらぶしたい。
いちゃらぶしたい。
いちゃらぶしたい。


「なんだよ…急に…」

「シたくないですか?」

「そりゃ…ってここ学校だぞ?!」

「家ならいいんですね。先輩やーらしー」

「なまえ…お前なぁ…っ!」


とまぁ下ネタは置いといて。

最近よく思うのよ。
珠紀ちゃんと拓磨のいちゃいちゃは周りをホノボノさせるって。

それに比べてこっちはどーよ。
気を抜けば下ネタの嵐よ?
ホノボノどころか呆れられてるわ。


「ってことでいちゃらぶしたいんです」

「どーゆーことだよ!」

「要約すればホノボノなんです」

「要約しすぎだろ!」

「わかってないなぁ」

「わからんわ!」


流石、キレのいい突っ込み。
話していて飽きないわー。


「先輩好きです」

「お、俺も…」

「会話が」

「そっち?!」


お前は唐突すぎるだの、話しの脈絡がないだの、グダグダ言われたけど気にしない。


「なんだかんだ言って世界作っちゃってるよな」

「羨ましいぐらいにね」


珠紀ちゃんたちにも何か言われているけど気にしない。

これが私ら流のいちゃらぶの仕方だから。





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いちゃらぶしたい。

(2011.10.27)









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