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思ったことは




死ネタ注意















「生まれてきてごめんなさい」


君が無表情で言う。

俺は息も詰まるような空気の中、案外冷静で物事を考えられた。


「人間失格は人間じゃない」


どこかの小説のタイトル。

バックには夕日。

ここは学校の屋上。

フェンスの向こうの君。


「ありがとう、さよなら」


たった一言。

あ、落ちるって思った。
思っただけだった。

身体が動かない。

本当は死んでほしくなんかない。
生きててほしい。

いや、一緒に生きたい。


「なまえ」


血の海に沈んだ君は何を思って何を見た?


「夕日はこんなにも綺麗なのにな」


少しずつ騒がしくなっている地上から君を連れ出して一緒に行こうか。


「あ、平助」

「やっと会えたね」


ずっと待っていたんだ。
君が“こっち側”に来ることを。


「ずっと一緒だ」






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久しぶりの更新です。
相変わらずの意味不明さですみません。

平助と一緒に死ねるなら本望。

やっぱ死にたくないです。

(2011.10.17)









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