ギフト、短編用 | ナノ




告白




「ねぇボッスン」

「どした?」

「好き」


ガタガタガタン


「は、え、いきなり、いや、好き、って、えぇ?!」

「ちょボッスンテンパりすぎ」

「なんでいきなり、」

「だってヒメコもスイッチもいないんだもん、これはチャンスでしょ」

「チャンスって、おま…」

「何よ」

「そんな、素振りまったく、みせなかったじゃねぇか…」

「めちゃくちゃアピールしまくってたわ」

「へ…?」

「このっ天然たらしの鈍感可愛い奴め!」

「最後のなんだよ!」

「で、」

「あ?」

「へ、返事…は、」

「…。」

「いや、やっぱいい!」

「はぁ?!なんでだよ!」

「なんでも!」

「だぁっ!もう!俺にも言わせろよ!」

「は?」

「なまえが好きだって!」

「!!」





**********
ボッスンの鈍感でヒロインちゃんが傷つけばいい。
そして、ボッスンが本当はヒロインちゃんが好きだって気づいて悪戦苦闘すればいい。

(2011.8.6)









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