風邪っぴき一人暮らし+風邪 これほど心寂しいものはないだろう。 世界が私だけを置いて、ぐるぐると回っている錯覚にさえ陥る。 「アイス、食べたい」 しかし、どうにも頭が痛すぎて布団から出る気にはならない。 寂しい思いだけが募っていく。 「誰か…」 「いつもの姿とは似ても似つかないね」 「は…?臨也…?」 「人は風邪をひくと弱くなるって言うけど、なまえも例外じゃなかったようだね」 「なに、を」 最悪だ。 こんな姿を最も忌み嫌うこいつに見られるとは。 「おちょくりに来たのなら帰れ」 「酷いなぁ。俺はなまえが寂しい思いをしているんじゃないかって思ってきたのに」 「それが迷惑なんだ。帰れ」 「でも一人じゃ何もできないでしょ。大人しく寝てれば?」 「お前にっげほっごほっ」 「ほら病人は病人らしく」 「畜生…」 そうして私の意識は墜ちていった。 数日後、今度は彼が倒れることになる。 ********** な ん だ こ れwww 臨也が臨也じゃない不思議。私が風邪を引いているので書きたかったんだが…。 何が書きたかったか全然わからないwww (2011.6.28) |