屋上にて只今、絶賛サボリなう。 サボリなんてしてないと身が保たない。 つか、毎日授業でてる人の気がしれない。 『あぁーさいっこぉー!』 「頭にお花が咲いてるね」 『咲きまくり咲きまくり…ってぇえっ?!』 誰?!何故にここにいるの?! 鍵は閉めてた筈! 「あんなの簡単に外せるよ、君馬鹿?」 『馬鹿って…っ!これでも勉強はできる方なんですー』 頭にくる!なんなの、この男! 初対面で嫌み飛ばすとか、何様? 「僕は君より頭良いよ、ねぇなまえちゃん」 『なんで私の名前をっ?!』 「だって同じクラスだから」 …こんなやついたっけ? 待て、どこかで見たことが…。 『まままままさか、あなた、沖田…総司…っ?!』 「うん」 あの、伝説のイケメン! 『でも、なんで話したことのない私を知ってるの?人を覚えるような頭してないでしょ?』 「はは、酷い言われようだなぁ」 だってそうでもなかったらクラスの娘に告られて、あんた誰、なんて言わないし。 「なまえちゃんのこと好きだからね」 『ふぅん…て…はぁぁあっ?!』 屋上に響いた声 ************ 沖田さんの突発的な発言は反則だと思います(´`) . |