噂話はたまに真実も含まれている「ヒュー!あんたがイレイザーの想い人か!?」
「わっ、プレゼントマイク・・・しょ、消太ー!同僚さん来てる!」
「・・・おいマイク、冷やかしにでも来たのか」
「親友が長年の恋を成就させたとあらば、その恋人を一目見る権利は俺にだってあるだろ!」
相澤改め、消太の家で恒例の宅飲みをしていると、メディアで有名なプレゼントマイクがワインやシャンパンの瓶を手にやってきた。
突如としてプレゼントマイクとも一緒に宅飲みをすることになった俺は、中学の時のことや付き合うようになるまでの流れを根掘り葉掘り聞かれ、消太は時折プレゼントマイクを小突きながら、俺の身体に軽く身を寄せていた。