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私の可愛い猫・・・
ずっと私と一緒に居てくれたね。
大好きな私の猫。
私の傍に居てくれて、とっても嬉しかった。
ねぇ、猫・・・
『ん?あんさん。何、列からはみ出してんねん?』
『・・・死神さん。どうか、私を・・・愛する飼猫に会わせてはくれませんか?』
『難しいこというなぁ・・・んー・・・しゃぁない!あんさんは、生前も目立った悪い事はしてないっぽいし、“あっち”に身体用意しといちゃる!』
『有難う御座います』
・・・待っててね。私の可愛い猫。
私は君に――
「“愛”に行くよ」
さぁ・・・
また、私に甘えて。
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