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只今俺、名前はピンチの状態に陥っている。
何故なら…
「ん…」
俺の肩に寄り掛かってあの、あの!仁王雅治が寝ていたからである。
昼休みに中庭のベンチで座ったまま寝てしまった俺。
ふと肩に重みを感じて起きたら…
『っーーー!?』
人生初声にもならない叫びが出た。
『(び、吃驚した…!こいつ本当に神出鬼没…)』
キラキラと銀色の髪が太陽に当たって煌めく。
『ぉぉ…!』
触ってみるとふわふわのサラサラで癖になりそうだ。
「ん〜…」
『やばっ…』
「…お前さん…」
『悪ぃ!起こすつもりは…』
「いや…勝手に肩借りてすまんかったの。」
ふらぁと立ち上がる。
「じゃあの、名前。」
『は…』
何故俺の名前を知っているんだ…?
関わったことねぇのに。


でも…

その時、笑った無邪気な笑顔が忘れられなくて…


暑くもないのに顔だけ熱くて…


『やべぇ…俺、仁王に惚れたかも…///』


始まりは…

(「おや、仁王君。今日は機嫌が良いのですね。」)

(「名前と一緒に昼寝して喋れたんじゃ。」)

(「それは…良かったですね。」)


お礼書き




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