07
もう死ぬことに戸惑いとか感じないなぁー。
あぁ、何だか良い気分。
こんな気分のまま、死ねればどれ程良いだろうか。
そうだ、死のう。このまま死のう。
ただ死ぬのは御免なので、エースを守って死ぬことにしました。
「な、んで・・・」
「エース・・・弟と一緒に親父のところに帰りな」
「リヒト――」
「死ねぇ!!!悪魔の子供がぁぁぁあああ!!!!」
「うッ・・・」
折角赤犬から守って自分のお腹に風穴作ったのに、エースは名も知らぬ海兵に殺されてしまいました。
・・・意味ないじゃん。と、リヒトは嗤いました。→戻る