×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -




■あのバールの飯は今日も美味い



下町のバールの亭主。

スタンド能力『夢物語《オールフィクション》』
⇒自分が想像したことを現実に出来る能力。

※自分が想像できないことは現実に出来ない。
(例えば、見た事もない生物と遭遇することなど)


基本感情表現に乏しい。
その代わり人の感情変化に敏感。
傍にいると何となくほっとする。

暗殺チームが以前から食事をしにきてたバールで亭主をやっていた。
(彼等が暗殺チームだとは元々は知らなかった)




題名『あのバールの飯は今日も美味い』

@今日は旬の果実を使ったシャーベットとジェーラートが御座います。(ソルベ&ジェラート)
Aおつまみにチーズなどいかがですか?(ホルマジオ)
B洗面所は右手ですよ。ご安心ください、幻影は見えません。(イルーゾォ)
Cアボガドの生ハム巻きなども御座いますが、どうされますか?(プロシュート)
D新鮮な魚を使用したカルパッチョもおすすめですよ。(ペッシ)
Eデザートは甘いメロンでもどうでしょう。(メローネ)
Fアイスコーヒー、氷は多目でよろしいですか?(ギアッチョ)
Gイカ墨のリゾットはおかげ様で今日も大人気です。(リゾット)




普段は自分がスタンド使いだと知られないよう、スタンド能力はひた隠しにしていた。

最近、ソルベとジェラートの様子が可笑しい。

夢物語の能力で自分を透明人間化し、二人を観察。
殺されそうになった二人をつい助けてしまう。
(夢物語の能力でソルベとジェラートの身代わりを作ったため、チョコラータ含む全員は二人は死んだと思っている)

他のメンバーも能力で助ける。

バールがどんどん賑やかになっていく。






「おかえり、○○」

「・・・ん。ただいま」

にっこりと笑うジェラートに小さく返すと、突然頭をぽんっと何かが叩いた。

振り返ると小さく笑みを浮かべたソルベがいて、ジェラートと同じように「おかえり、○○」と言った。


「・・・今日の、夕食は」

「もう出来てる。昨日○○が持って帰ってきてくれた浅利があったから、ボンゴレにしてみたよ」



↑こんな感じに、バールに人が増えていく。主人公が感情表現に乏しい代わりに周囲が頑張る。


2015/9/13




戻る