■殺クラ所属系学生が自分を黒丸に送った役人をコロコロしちゃう
政府の役人に脅されてブラック本丸の引き継ぎするけどただではやられない殺人クラブ所属な鳴神学園の生徒の話。
「今この時を持ちまして貴方を審神者に任命いたします。拒否権はありません」
突然学校にやって来た政府により、放課後別室に呼び出されちゃう男主。
実は本日、クラブ活動の予定があったため突然の呼び出しにちょっとイライラ。
審神者?何ソレ知らんし。未来の政府役人?ソレも知らんし。歴史修正主義者?奴等を止めなきゃ大事な人たちも消えちゃう?別にどうでも良いし。
↑こんな感じに審神者になること全面拒否だしそれよりも今日のターゲットで遊ぶのを楽しみにしていたからその反動で一気に政府役人に殺意が向く。
内心では殺意バリバリだけどあれよあれよと連れて行かれたのはブラック本丸。
自分達の時代の人間じゃなくって過去の時代の人間だから別に使い捨てても良いよね!とか、どこの歴史修正主義者・・・
ブラック本丸にほっぽり出された男主はこんのすけに誘導されて刀剣男士たちとテンプレ的出会いを果たす。←
(襖の前で挨拶⇒襖すっぱーんっ!⇒「もう主なんていらない!」⇒離れへ追いやられる)
正直、クラブ活動中に感じるクラブメンバーの殺気の方がねっちょりホラーめいてて(主に岩下さんとか荒井くんとか)怖いから、此処まで真っ直ぐ敵意と殺意を向けられると逆に怖くないなと思っちゃう男主はそのまま離れで生活。
ほぼ刀剣にはノータッチ(こんのすけには手入れをしてください!とか言われるけど、他人のためにリスクを冒すような聖人君子だったらそもそも殺人クラブには所属してない)。
基本来る者拒まず去る者追わずのスタンスで少しずつ少しずつ刀剣達を手入れしていく。
主もういらない!とか言いつつ、やっぱり本体は刀だから次第に主になって!とか何だの言って来る刀剣が増え始めるけど基本無視。主とか興味ない。クラブ活動したい。
ほぼ立て直し完了となった時、男主を連れ去った政府役人が登場『この本丸別の審神者に引き継がせるから、お前は次のブラック本丸行っちまえYO』
⇒刀剣達はブチ切れて殺気立つけど、それよりも殺気立っている人がいた。男主だ。
クラブ活動するなら人間相手!が信条な男主はあっさりざっくり政府役人をコロコロする。
ぽかんとする刀剣達を無視しつつ「さて!帰るか!」と政府役人の死体そのままに政府役人が死ぬ前に開けてくれたゲート潜って現世に帰る。
翌日からは普通に鳴神学園に帰ってきて、普通に学園生活をエンジョイする。
刀剣男士?そもそも男主の視界に入ってなかったため、政府役人の死体と共にそのまま放置。
また政府に連れ戻されて審神者やらされるんじゃ?実は殺クラメンバーから大事にされてて、今回のことでブチ切れ状態の殺クラがやってくる政府役人を次々殺してく(未来の政府が過去の人間攫っても未来じゃ事件にならないように、過去の人間が未来の人間殺しても過去じゃ事件にならない系)から、そのうち来なくなる。
その後、男主は愉しい学園生活()を送りましたとさ。
めでたしめでたし――
例えば僕に話しかける相手の声が気に入らなかったこと。
例えば話ながら漂う息が臭がったこと。
例えば僕よりも先に席に着いたこと。
例えば僕よりも先に口を開いたこと。
例えば僕の言葉を遮る回数が片手を超えたこと。
例えば相手との話の結果で明日からの予定が全てぱーになったこと。
・・・なんてことだ!殺す理由が十分にあるじゃないか!
出会ったこの瞬間でさえ明確な殺意を感じたんだ。今すぐ殺したって構わない。
けれどまだだ。今此処で殺すのは得策じゃない。
出来れば他の人間が見ていない場所が良い。閉鎖された空間で、誰にも知られず殺すんだ。だから今が我慢だ。我慢我慢我慢我慢がまん――
「お前は次の本丸へ行け」
さぁ!ショータイムだ!
2015/7/11戻る