【From:球磨川先輩
Subject:無題
好きだぜ。名前ちゃん】
真夜中に突然届いたメールに、俺は軽く首をかしげた。
好きって何だろう。
あれかな。俺のこと、可愛い後輩って思ってくれてるのかな。それは嬉しいや。
【From:名前
Subject:Re:無題
有難うございます。
俺も、先輩のこと大好きです。】
【From:球磨川先輩
Subject:Re:Re:無題
ほんと?嬉しいなぁ。
じゃぁ今度一緒に出掛けようよー】
返信早いなぁ。
出かけるって、随分急だなぁ。まぁ、球磨川先輩だし、仕方ないのかな。
【From:名前
Subject:Re:Re:Re:無題
良いですよ。
何処が良いですか?俺、先輩とだったらどこでも良いですよ】
【From:球磨川先輩
Subject:Re:Re:Re:Re:無題
初めて一緒に出掛けるんだから、
遊園地とかが良いなぁ】
初めてだから遊園地?
先輩って、可笑しなこと言うなぁ。
けど、遊園地にはここ最近行ってないし、面白そうだ。
【From:名前
Subject:Re:Re:Re:Re:Re:無題
先輩が行きたいなら良いですよ。
先輩と一緒に出掛けるなんて初めてだし、楽しみです】
【From:球磨川先輩
Subject:Re:Re:Re:Re:Re:Re:無題
名前ちゃんったら大胆w
じゃぁ、詳しい計画は明日話そうか。
めだかちゃん達にも報告したいしね♪】
何で黒神先輩の名前が出てくるんだろう。
遊園地行くことなんて、わざわざ報告しなくても良いことだと思うけど・・・
あ。もしかしたら、球磨川先輩にとっては、後輩と遊園地に行くことはすっごく貴重なことなのかもしれない。
此処は、球磨川先輩の感覚に付いていく道しかあるまい。
【From:名前
Subject:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:無題
良いですね。
俺も、皆に報告したいです!】
善吉あたりにでも自慢しよ。
球磨川先輩と遊園地なんて、よくよく考えたらすっごく貴重だ。
【From:球磨川先輩
Subject:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:無題
名前ちゃんってホント大胆。
じゃぁ俺はそろそろ寝るよ。
愛してるよー、名前ちゃん】
【From:名前
Subject:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:無題
あははw
おやすみなさい、先輩。
俺も愛してまーすw】
愛してるって・・・先輩、今日はやけに茶目っ気あるなぁ。
まぁいいや。
後輩として可愛がってもらえるのは嬉しいし。
「ふわぁっ・・・」
あぁ、眠い。
・・・もう寝よ。
話が噛み合わない話
(「おい、名字一年生。球磨川がお前と付き合うことになったと自慢しに来たんだが」「へ?何ですかソレ」「〜♪名前ちゃーん、大好きvV」)