俺の相棒っていうか、ご主人様っていうか・・・
まぁ、そんな感じのコウが、実は愛して止まないセブルスについて、俺の独断でレポートを書こうじゃないか!!!!!
題して!!!!!
【セブルス観察日記】!!!!!!!!
ん?そんなことをしてコウに殺されないかって?
アッハッハッハッ!!!!!!!!
・・・あれ?死亡フラグ立ったのか?これって(滝汗)
ま、まぁ!!!!!そんなことは気にせずに、スタートだ!!!!!!!
――・・・
○月×日。
早朝。
セブルスはまだ眠っていて、寝言で「コウ・・・」と呟いていた。よっしゃ、ナイス。
朝起きて、制服を着て大広間に行ったセブルスは、レイブンクローの席に座っているコウを発見!
声をかけたいのに声をかけられない、いじらしさ!!!!!!
朝食を食べ終えて、やっとコウに朝の挨拶!!!!!うん!!!!!初々しいぞ☆
コウが「おはよう」と返事をすると、セブルスは顔を真っ赤にして「ぉ、おはよう!」と返事をしたぞ☆ナイスだ!!!!!
流石に授業の間は一緒にいられないが、授業が無い間は、二人して図書館にいた!!!!!
チラチラッとコウを見るセブルスに「何・・・」と言うコウ!
セブルスは慌てて「な、何でもない///」と言った!な、なんて甘酸っぱいんだ!!!!!
夜。
セブルスの部屋にコウが来て、紅茶を飲んでいった!!!!
その時のセブルスの幸せそうな顔といったら・・・・・・な!!!!!!
コウがいなくなった後、セブルスはその嬉しそうな顔のまま眠った。
○月XX日。
今日は朝大広間に行く途中に、セブルスはコウとバッタリ出会った!!!!!
コウが「どうせだから、一緒に行くよ・・・」と言った瞬間のセブルスの目の輝きは、普段の比ではないな!!!!!!
合同授業では、さり気なくコウの隣に座ったセブルスは、結構やるな!!!!見直した!!!!!
昼食後はセブルスもコウも授業がなくて、二人して廊下を歩いていたんだ!
そしたらセブルスが「手っ・・・つなぃで、良い・・・?」と尋ねた。
本人は気づいて無いが、結構クる顔だったみたいで、コウは「・・・別に良いけど・・・」とセブルスの手を・・・握ったぁぁぁぁぁああああああああああッ!!!!!!!!!!!グッジョブ!!!!!!!
夕食の後、「ぁ、明日も・・・一緒に朝食へ行きたい///」と言ったセブルスに「・・・暇だったら迎えに行くよ」と言ったコウ!!!
コウも、普段からこれぐらい素直だったら・・・
セブルスとのラブラブ☆計画も簡単に成功するのに・・・!!!!!!!
○月XXX日。
今日は・・・――
「ねぇ、何これ」
「俺が書いた【セブルス観察日記】だ!!!!!!」
「うざい」
何日も観察し続け、ついに本一冊分になった観察日記!
見事にコウに発見された俺は、胸を張ってそういった!!!!!
「〜〜〜ッ///」
顔を真っ赤にしているセブルスが「む、無有ッ」と声を上げている。
猫の姿じゃ反省しているかわからないという理由で、俺は人間の姿で正座させられている。
・・・やばい。死亡フラグだ。
逃げるか!?いや、逃げたらもっと酷いことになる!!!!!!
「というか・・・セブルスの観察日記に僕が出てこない日がないんだけど」
「〜〜〜ッ///!!!!!」
「愛だな!!!!セブルスの頭の中は、何時もコウでいっぱいなんだ!!!!!!」
顔を真っ赤にして蹲るセブルスを眺めるコウは・・・
「最近、無有がいないと思ったら、こんなくだらないことに時間を費やしていたんだね」
「くだらない!?セブルスとコウのラブラブ感が気になる俺としては、これはとても重要なものだぞ!?」
「うざっ」
冷たい!コウが冷たい!!!!!!
「無有ッ・・・許さないぞ」
真っ赤な顔のままで観察日記を燃やそうとするセブルス。
慌ててコウの手から日記を奪い取る。
「無有?」
コウの後ろにブリザード!!!!!
青筋も凄い!!!!!!
「す、すみませんでしたぁぁぁぁぁぁああああああああああああッ!!!!!!!」
ギュィンッ!!!!と方向転換して、俺は全力疾走した。
・・・やばい。
俺、明日生きてるかな・・・?
君観察日記
あとがき
こ、この短編は『イラスト募集』で頂いた絵を元に作りました。←
如月さん!イラスト有難う御座いました。
画像
イラストを頂いたときに『ハッ!!!!!そ、そうか!!!何時か、観察日記の中身っぽい内容の番外編でも作れば良いんですね!?←』という発言をしたので、有言実行しました。←