「小太郎(〜?どこ〜?)」
ちょっと良いお茶菓子貰ったから、小太郎と食べようと思って声を上げる。
シュッ!!!!!
うおっと!?と俺は驚きつつ「お茶を入れて欲しい」という。
偉そうでごめんなさい!!!!!!!!!!!
小太郎は頷いて、すぐにお茶を入れてきてくれた。
「(あ。そうだ)小太郎の分も(ね!)」
ちょっと首をかしげた小太郎だったが、すぐにコクッと頷いて、自分の分も持ってきた。
「一緒に食べよう(ね!)」
俺が笑顔で言えば、小太郎はちょっとだけ固まった。
あ。いやでしたか!?
・・・すみません!!!!!
「嫌?」
ブンブンブンブンッ!!!!!!!!!!
おぉ!?すごい勢いで首を振った!!!
俺は、それに驚きながらも「そうか」と言って、縁側に向かった。
いやぁ、外の景色を見ながらのお茶はいいねぇ♪
もちろん無言でモクモクッと可愛くお茶菓子を食べる小太郎に、俺はちょっと笑う。
小太郎はそんな俺に首を傾げるから「なんでもない」と俺は首を振った。
いやぁ・・・
「たまには、いいな」
こういう、のどかな時間。
俺がそういうと、小太郎はコクッと頷いた。
あぁ。
のどかだ。
「小太郎も、こういうの・・・好き?」
コクコクッと頷く小太郎の頭を軽く撫でる。
真っ赤になって怒ってしまったが・・・
い、今ぐらい許してッ(ガクブルッ)
「そうか・・・」
戦国時代でも、
やっぱりこうやってお茶をお菓子を食べる時間は素晴らしい!
お爺さんっぽいことを考えてしまったが、それも良いじゃないか。
俺は、今日も元気です。
のどかな時間
あとがき
一周年記念企画のリクエストでした。
小太郎さんは、ほのぼのな空間が似合いますね!!!!
戦っているところも格好良いですが!!!!!