《セブルスSIDE》
目の前には、十年後のアスがいた!!!!!
「･･･セブルス」
「っ！な、なん･･･ですか？アス、さん」
十年後のアスは、もっと綺麗でもっと優美でもっと格好良くて･･･!!!!!!!
ついつい敬語になってしまった。
「･･･敬語じゃなくて、良い」
頭を軽く撫でられて、硬直してしまう。
嗚呼!!!!格好良い、格好良い、格好良い!!!!!!!!!
「･･････アス、はっ･･･十年後も･･･」
僕といる？
僕は、アスの隣においてもらえてる？
「あぁ。一緒にいる」
ゆるりと笑ったアスに、心臓が爆発しそうだった。
《アスSIDE》
目を開けたら、小さなセブルスがいた!!!!!
何事！？何ゆえ！？
俺が唖然としていると「アス？」と眼を見開いたセブルスが呟いたのが聞こえた。
そりゃ、驚くよね!!!!!
俺だって、今にも叫びそうだよ!!!!!!!!!
「･･･セブルス」
「っ！な、なん･･･ですか？アス、さん」
え！？敬語ですか！？
何故に！？
「･･･敬語じゃなくて、良い（よ！？）」
慌てて俺がそういうと、セブルスが困惑した顔をする。
それが可愛くて、ついつい頭を撫でてしまった。
･･･この無礼モノがぁぁぁぁぁぁぁあああああああっ!!!!!!!!!!!!!!!!←
「･･････アス、はっ･･･十年後も･･･」
一瞬硬直したけど、あえてスルーしてくれたセブルスに感謝。
ん？十年後も？
あぁ！
「あぁ。一緒にいる（よ！ごめんね！）」
セブルスにとっては、残念極まりないよねっ（滝汗）
ごめんね･･･の意味を籠めて、苦笑した。
そうすると、セブルスは真っ赤に染まった。
･･･怒った！？
す、すみませんでしたぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
十年後の君