裏番長的な扱いの一般生徒「生徒会長から最も信頼され、噂では生徒会長の決定には常に関わっていると噂の人・・・苗字名前先輩。彼の存在こそ、この戦いの鍵だ!」
「帝一、その先輩そんなに凄い人なの?」
「生徒会役員でもなければルーム長でも、何処かの部の部長でもない。ただ一つ、生徒会長の幼馴染というポジションで、この学校では生徒会長に勝るとも劣らない権力を持っている!しかも、彼に行った全ては堂山さんに筒抜け!上手くやれば、苗字先輩を通じて株を上げることが出来る!現に、ルーム長の二年生は一部を除き全員苗字先輩に何かしらのアクションを取っている!」
「へー、凄いね」
「噂では、過去の文化祭で大失敗を犯した本田先輩がまだルーム長でいられるのは、苗字先輩の口添えあってのものらしい」
二年生からだけでなく、一年生のルーム長たちからも親切にされ始めるのは、そう遠くない未来。
あとがき
別にこれといって特徴のない一般生徒だけど、生徒会長の幼馴染という特殊ポジションにいる。
長い付き合い故か、堂山からの信頼も厚い。実は副ルーム長に誘われたこともあるが、上手く出来る気がまったくしなかったため断った過去がある。
彼に行った親切も不親切も堂山に筒抜けなため、堂山にアピールする方法として使われがち。
本人的にお気に入りは本田くん。いい子だなぁと思ってる。