旦那様にお誓い申し上げる当日、黒のTシャツとジーパン姿という一般的にはシンプルな格好で来た名前だが、素材が良すぎるせいでむしろそのシンプルさが彼の美しさを強調していた。
「帝一、その格好凄くいいよ。じゃ、行こうか」
昔泣いていた帝一に「大丈夫、俺がついているから」と言って手を引いていた癖なのか、名前は自然と帝一の手を握って歩き出す。
帝一は真っ赤な顔で「流石は未来の旦那様」と呟いた。
あとがき
顔面偏差値極振りな美美子成代り主。
海帝に通える程の学力はなく、海帝からそう離れてないスポーツ特化型の中高一貫校に通っている。スポーツ推薦のため、運動能力は高い。
多分、夏合宿編の時は、氷室が誤射した銃弾を軽く避け、反射で氷室から拳銃を奪ってそう。勿論すぐ返す。
大鷹とは根明同士で意気投合して、帝一がギリギリすればいい。