人外レベルな怪力将軍と手綱を握る知将「ホメロス疲れてはいないか?少し休憩するか?」
「先程喫茶店で休憩してから十分も経っていないぞ馬鹿め。おい、次はあの店だ。さっさと行くぞ荷物持ち」
「勿論だホメロス!疲れた時はいつでも言ってくれ!」
にこにこ楽しそうに大量の荷物を持ち自分に付き従うデルカダールの英雄の姿に、ホメロスはぞくぞくするものを感じながらその口元に機嫌良さ気な笑みを浮かべた。
あとがき
・グレイグ成代り主(原作知識有り)
原作知識を全く生かせてないグレイグ成代り。
本来のグレイグとは違い、知力よりも筋肉に能力を極振りされているため、割と人外染みた武力を持っている。
自分が馬鹿で騙されやすいことを自覚しているため、物事は全てホメロスに相談してから決めることにしてる。
・満更でもないホメロス
露骨に自分を信用し頼ってくる成代り主が気に入っている。
誰もが憧れる英雄が自分の一挙一動を気にしている姿にぞくぞく。
その気になれば成代り主を使って国落としとかできるかもしれない。
成代り主に褒められまくっているため、心に大分余裕がある。
原作開始でイレブンくんがお城に来たら「ホメロス!あんな純朴そうな子供が悪魔の子とは到底思えないのだが!?俺は本当にイシの村を滅茶苦茶にしていいのだろうか!?正直、何の罪もない善良な市民に手を上げた汚い手では、もう二度とホメロスに触れられない気がする!」と半泣きでホメロスに助けを求める未来が待ってる。