相澤とホワイトデー
※2017年ホワイトデー用拍手(MHA:学生主×相澤)
「相澤先生、質問があるんですけど」
「・・・珍しいな、なんだ」
「どうしてホワイトデーのお返しコーナーって、ホワイトデーの癖にチョコばっかり置いてあるんですか?何でチョコのお返しがチョコなんですか?チョコリターンですか?」
「よく探せ、チョコ以外もあっただろ。あと今は授業中だ」
「授業とかどうでも良いんです。クッキーとかマフィンとか、上とか中とかにチョコあったらそりゃもうチョコですよ先生。可笑しいですよ、何でチョコ貰ったお礼にチョコ返すんですか、せめて別のお菓子にしましょうよって話ですよね」
「お前が俺の授業をどうでも良いと言ったことに関しては一旦置いておいてやるが後で職員室来いよ。で、結局何が言いたいんだお前は」
「実は先生、こちらにチョコレートがあります」
「授業中に堂々と食べ物を出してきたな」
「先生はバレンタイン、僕が強請りに強請った結果、ココアを奢ってくださいましたね」
「あの時程お前をうざったらしく思ったことはなかったが、今も相当ウザったいぞお前」
「辛辣過ぎて泣いちゃいそうな僕ですが、一応お礼はしっかりするタイプなので、これホワイトデーのお返しです。お納めください」
「あんだけホワイトデーコーナーのチョコの多さにイチャモンつけてたお前のお返しは結局チョコか」
「まぁ同じチョコでもメーカーで全然違うし、セーフかなって。売られてるチョコに罪はなく、チョコは二月に食べようと三月に食べようと甘くて美味しいのには変わらないので。あ、先生、そのチョコお小遣いはたいて買ったんで、大事に食べてくださいね」
「受け取るには受け取るが、お前の職員室行きは変わらないからな」