SSS『お手て繋いで帰りましょ』主の場合
「名前、母さんが名前の分の夕食も用意してるんだ。もちろん食べて行くだろう?」
「うん。三之助のお母さんのご飯、美味しいから楽しみ」
「そっか、じゃぁ夜は?」
「夜は流石に帰るよ。うちのお母さんが心配しちゃうから」
「・・・そうか」
「ねぇ三之助、実は僕、三之助にプレゼント用意しちゃった」
「へぇ、何だ?」
「ふふっ、あのね三之助、プレゼントは僕だよ」
「そうか」
「うん」
「じゃぁ、ずっと一緒にいてくれるよな?」
「三之助、そんな強い力で肩掴まれたらちょっと痛いよ」
「一緒にいてくれるよな?」
「もちろんだよ、三之助。ずっと一緒にいようね」
(もう絶対離れられない)