お腹いっぱい食べてごらん翌日のカルデアの食堂。
「わっ、名前が食堂でごはん食べてる。・・・っていうか、食べ過ぎじゃない?」
アルトリアと良い勝負だ、と思う量の食事を頬張っている名前にマスターも他の英霊も目を見張った。
「名前、追加だ」
「エミヤ、僕は何時まで食べれば良いんだ」
「お腹いっぱいになるまでだ。まだ入るんだろう?」
「自分でも驚きなんだけど、まだ入るみたいだ」
「今まで我慢していた分だろう。ほら、牛丼と海鮮丼と親子丼だ」
「いきなり丼で攻めてくるなんて、エミヤも容赦ないなぁ」
そう言いながら、名前は運ばれてきたばかりの丼を手に取り口いっぱいに頬張った。
あとがき
今まで食べてなかっただけで、食べたら結構無限に食べられる系王子様。
線が細いから、両頬をリスみたいに膨らませてご飯を食べる姿はギャップがある。
本人は気にしていないけれど結構な自己犠牲の塊だから、エミヤには物凄く世話を焼かれる。