2016.03.24 13:03


久々に新境地に旅立たせて参りました




キャラ崩壊?ストーリー?新境地!



新境地

新境地です。数字に名前を当てはめて、あとは運を天に任せましょう。場合によってはCP表現、キャラ崩壊があるので注意です。

【1】渡良瀬 翔
【2】井上 純平
【3】武居 聖
【4】藤谷 四季
【5】藤谷 沙良
【6】石塚 莱花
【7】沢野 光政
【8】十河 なちる
【9】武居 亮
【10】石塚 雷人



始まります。



1:【莱花】はある日【亮】の部屋の前で妙なラベルの貼られた液体入りの瓶を発見する。悪戯心から集合していたメンバーの飲み物に混ぜてみて様子を見ることに。(良い子はマネしないように!!)


莱花「すみません皆さん……ですがここまでやったらもう引き返す気にはなれません!」



2:飲み物を飲んだ【純平】達に早速異変が。【純平】は突然中二病よろしく目やら腕やらが疼きだし【なちる】はネガティブ全開になって部屋の隅で落ち込み【渡良瀬】は唯一飲み物に手を付けていなかった【沙良】を執拗に口説き始めた。


純平「くっ……禁じられた暗黒の力が……我が内から溢れるのを、止められぬ……!!」
なちる「久々の新境地バトンだわ……また光政が誰かと浮気するんだわ……知ってる……」
渡良瀬「沙良、俺の女にならないか」
沙良「男のままじゃダメっすかねー?」



3:そこに遅れてやってきた【雷人】と【聖】。余りの惨状に動揺を隠せない【聖】と冷静に正気の【沙良】に状況の説明を求める【雷人】。


聖「なんなの……地獄絵図だ……」
雷人「おい、沙良! なんだこれは。説明しろ」
沙良「ぇえ、おいらもわっかんないって……。むしろ助けて」
雷人「お前むしろこういうの望んでるタイプじゃねえの」
沙良「どうせなら正気の渡良瀬先輩に口説かれたいんだけどね!」
雷人「そーかよ。……まあ悪ふざけでこういうことしねえ連中とも言い切れねえけどよ」
聖「言い切れてほしいところだ(なんかノド乾いた…)」



4:心を落ち着かせようと【聖】はその場にあった飲み物を飲んでしまう。すると【聖】は白目を剥いてブリッジの体制で天井を駆け回りだす。これにより【雷人】と【沙良】は飲み物が原因と確信。


沙良「エクソ●ストかな?」
雷人「言ってる場合か!!」



5:この一連の流れを影から見ていた【莱花】は面白い展開をビデオに収めご満悦。そこをさらに遅れて来た【光政】に見つかってしまう。


莱花「これは記録に残さない手はないですよ……!」
光政「あんた何してんだ……」
莱花「あっ」



6:【光政】に何をしていたのか問い詰められ焦る【莱花】。うっかりさっきのビデオを落としてしまう。【雷人】にそれを発見され犯人判明。(【沙良】は【渡良瀬】にまだ口説かれていたためこの場には来れず)


光政「この惨状は何だよ? あんた見てたなら知ってるよな、教えてくれるか?」
莱花「ええと、あの、……あ」
雷人「何だこのビデオは……録画中になってんぞ」



7:正座させられ【光政】と【雷人】の尋問を受ける【莱花】。皆を元に戻す方法を問われるがわからない。【亮】の部屋の前で見つけたのを思い出し、【亮】に何か知らないか聞きに行くことに。


雷人「解決の糸口を掴む切欠になりそうなのはいいんだけどよ……。……莱花! お兄ちゃんはお前をそんな子に育てた覚えはありませんっ!」
光政「いやあんた別に莱花育ててなかったろ……」
莱花「ごめんなさい……少し、非日常に興奮してしまって」
雷人「普段から非日常真っ最中だろうが……」
光政「とりあえず行こう! その瓶見つけたの亮さんとこなんだろ?」



8:【亮】の部屋に向かうには【純平】達のいる部屋を通らなければならない。【光政】【雷人】【莱花】が部屋に戻ると中二病の【純平】が憑りつかれたような動きをする【聖】と交戦中。【なちる】は泣きすぎて干からびかけ【沙良】は【渡良瀬】に絆されかけていた。


純平「フフフ……感じるぞッ! 貴様の内に秘められた、いにしえのチカラを……! さあ! 存分に解き放つが良い! 我が総て呑み込んでやろうッ!」
聖「……いいだろう。貴様のその全て、打ち砕いてやるまで!」
なちる「だめだわ……この世にはホモしか生まれなかったの……どうしてなの……? 光政が孕まなければ、このまま人類は絶えてしまうの……? ううっ……うっ……」
渡良瀬「沙良がいないとだめなんだ。沙良がいたから、俺はこうして生きてこれた」
沙良「だめだめなのはおいらの方っす。兄貴にお金借りすぎると怒られるから。そんなとき、おいらとお財布を助けてくれてありがとう。おいらも……おいらにも、先輩が必要なんです、たとえ少しずつでも、恩を返していく為にも」
雷人「絆されるどころかあいつは初っ端から受け入れてたな」



9:とりあえず交戦中の【純平】と【聖】の間を突破すべく【光政】は【なちる】をひっつかみ放り投げる。【なちる】は天井を這っていた【聖】に命中しそれが【純平】の上に落下し見事ダブルノックアウトを決めた。【雷人】はあまりに強引なやり方の【光政】に怪訝な目。【莱花】は爆笑しながら一連の様子をビデオに収めていた。


光政「なちる、すまん!」ブンッ
な・聖・純「「「 」」」チーン
雷人「……」
光政「おし! 撃破!」
雷人「お前それでいいのかよ」
光政「何が?」
莱花「ふふっ……ん゛ん゛っwwwww」
雷人「……莱花?」
莱花「……はっ! ごめんなさい急ぎましょう!」


 
10:なんとかキャラ崩壊の魔境を潜り抜け【亮】の部屋の前にたどり着いた三人。中に入ると【亮】が高笑いしながら謎の装置で薬品らしきものを作っていた。


亮「フハーーッハッハハハハハ!! お次はこれだ! 年齢操作エキス!! フッフフ……これで無垢で愛らしい子どもたちを存分になでなでなでなで」
雷人「願望だだ漏れだやべぇよ強そう!」
光政「あんた嬉しそうだな」



11:状況が呑み込めない中【光政】が床に転がっていた空瓶を発見。ラベルには『性格変更ジュース:マッドサイエンティスト』の文字が。…つまりこれを飲んだ【亮】が【莱花】の飲ませた薬品を作っていたということらしい。


光政「しかしそれにしても凄くねー!? いくら性格変わったっつってもあんなすげーの普通作れねーよ! な!?」
雷人「亮さんは地頭がいいんだよ、ふふん、どうだよ天才だろうが?」
莱花「なんでお兄ちゃんが得意そうなんだろう……」



12:原因はわかったが元に戻す方法がわからないでいると、【莱花】が【亮】に何かを耳打ちする。すると【亮】はみんなを元に戻す解毒剤を作ると言い出した。【莱花】に【亮】に何を言ったのか聞いても『性格が変わっても【亮】は【亮】だから』としか言わない。何かを察する【雷人】。てんでわからない【光政】。


雷人「亮さんは亮さんだなあ。お強い上にお優しい!! 死角なさすぎだろ、さすが亮さんだぜ……!」
光政「全然わかんねーけど雷人が嬉しそうだからいいや」



13:とにもかくにも解毒剤は完成し、【渡良瀬】【純平】【聖】【なちる】【亮】は無事元に戻った。記憶は無いらしくちょっぴり残念そうな【沙良】。【莱花】は事情を知らされた【純平】【聖】【なちる】にシメられていた。


渡良瀬「やれやれ。どうにかなったようでよかった」
光政「もー散々だったよ」
渡良瀬「ところで雷人はどうした?」
光政「亮さんが一時的に隔離してますー。あいつがここにいたら色々面倒でしょ?」
渡良瀬「たしかに……そうだな……」
光政「沙良……(あいつはちょっと可哀想だったなぁ)」
渡良瀬「沙良? ……ああ。オーケー、ちょっとフォローしてくる」
光政「えっ待って!!」

莱花「ほんの出来心だったんです……」
聖「記憶残ってる人少ないみたいだからまだ……あ、そのビデオ没収な、ここで壊す」
莱花「うう……わかりましたよぅ」
なちる「えっちょっと気になるなー、中身」
聖「知らぬが仏ってやつだよ」
純平「もぉー! 見たくはないけど気にはなるー! あんた厨二臭かったまで半端に言われて嫌や! 漫画の決め台詞とか言うてたらどうしよう!? 痛すぎるやんか! 莱花ちゃん正直にちょこっとだけ教えてや僕何て言うてた!?」
莱花「ご、……ん゛ッ……ごめんなさい……」



14:しかしのこる疑問『だれが最初の薬を【亮】に飲ませたのか』に首をひねる【雷人】。そこに出先から戻ってきた【シキ】が。お土産と【シキ】がカバンから取り出したのは…件の『性格変更ジュース』だった。元凶、発覚。


一同「「「「「「「「「お前だったのか」」」」」」」」」

亮「まあまあ。よく覚えてねえけど、気分は良かったぞ?」
聖「覚えてないから言えるんだよ、実際は地獄絵図だったよ……」
雷人「お前がそれに拍車をかけたんだがな」
聖「何見たか知らないけど早めに忘れて……」
雷人「ハッ 嫌だね」
聖「あ?」
雷人「お?」

なちる「具体的に私はどういったことで落ち込んでいたのかしら……」
光政「あんたが気にすることじゃねーって(蒸し返す真似だけはしたくないし!)」
なちる「ねえ、沙良大丈夫? さっきから」
沙良「んー? ごめんちょっとぼーっとしてた、さっきは大騒ぎだったからねー」

純平「もー僕どんな痛い子になっていたんや」
渡良瀬「心配するな、きっといつもと大差ないさ」
純平「フォローする気ないですやろ!?」
莱花「あの、本当に申し訳なかったです」
純平「そんことならもう一通り文句言うたらすっきりしたから気にせんで大丈夫やよ。みんな元に戻ったことやし!」
渡良瀬「ああ!(それにしても莱花はとんだ伏兵だったなぁ)」

光政「悪意はなかったとはいえ、あんたもあんま妙なもん入手するなよな」
シキ「いやぁすまなかったね。少しばかり好奇心を煽られて……でもおかげさまで期待以上のものを見させてもらったよ」
光政「へ? 見させてもらった、って……」
雷人「おい! 編み編み逃げんな!!」
純平「最低や、確信犯やったんかい!!」

一同 「「「「「「「「「シキぃいいいいいい!!」」」」」」」」」




終了です。今回はストーリーものにした分楽しめなかったと思います…すいません。

久しぶりにやったら配役が新境地すぎて面白かったなあ〜(^人^)


回しますか?フリーですか?


フリーです。


以上です。お疲れ様でした。

お疲れ様でしたー!


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