悟がダンス

※会話のみ


「悟、JuTube見ていい?」
「ん?いいよ。テレビつけな」
「わーい」
「何見んの?」
「最近ハマってるアイドルいんの」
「………アイドル?なまえってそういうのハマるタイプだっけ」
「んーん、はじめて〜今世界中で人気なんだよ。韓国の子達なんだけどね」
「え?ケーポップなんてますます珍しくない?女の子?」
「ううん、男の子たちだよ、ほら見て!みんなかっこいいでしょ」
「え〜〜〜…」
「はあ…ほんとかっこいいなあ、ダンス上手だしほんと尊い」
「おーい、なまえちゃーん?」
「ここの振り付けほんと女の子のツボわかってるよねえ!はあたまらん」
「ちょっとちょっと、無視?やだやだ、僕とお話ししようよー!」
「もう、あとでね。ほら悟も一緒にみよ?かっこいいよ。あ!この子!私の推しなの!もうすんごいかっこいいすき…」
「嘘でしょ?絶対僕のがかっこいいじゃん」
「えー、でも悟より絶対ダンス上手いよ。歌も上手だし、ファンの気持ちもよくわかってるしみんなとってもファンを大事にしてくれるしすごい優しいの」
「は??僕だってなまえの気持ち考えてるしなまえには優しくしてるよ?」
「ん〜もお、じゃあ今悟がこの子達よりダンス上手に踊れたらもう見ない。どうせ無理だと思うけど。超むずいんだからね?」
「はっ、誰に向かって言ってんの?僕最強だよ?」





「まって……完璧じゃん」
「どう?僕の方がかっこいいでしょ?」
「それとこれとは話が別」
「あー!もうそんな酷いこと言うなまえにはお仕置き!!!」
「やーめーてーよー!…ねえ、たまにでいいからダンス踊ってくれない?」
「いいよ。そんなにかっこよかった?」
「うん、やっぱり悟がいちばんかっこいい」