だって男の子だもん





「なぁー腹へったぁー」


「お、俺にどうしろと…?」


「はらがへった。」


「はぁー、じゃあどっかよってきます?」


「おう!!もちろんお前の奢りでな。」


「はいっっ!?」






というわけでお腹が空いてしょうがない三井サンのために近くのファーストフード店に入った。

俺の奢りで…。

畜生!あんな可愛い笑顔で言われたら断れねぇよ!!



時刻は7時過ぎ、人もまぁまぁ混んでいたがなんとか空席を見つけ、そこに座る。

お互い適当に商品を頼んで腹を満たしていく。



「ん?三井サンコレ何?」


三井サンが飲んでいたのは白い奇妙な物体、気になり尋ねてみると、


「あぁこれな、期間限定のやつらしくてよぉ、美味そうだったから買ってみた。」


「へぇ、何味なんスか?」


「ヨーグルトらしい。」


「一口下さいよ。」


「え、ヤダ。」


「なっヤダじゃないですよ!アンタ忘れてるかもしんねぇけど俺が金出してんすよ!?」


「ちっ…一口だけだかんな!!」


「へいへい」


とやり取りをし、三井サンの手から容器を受け取ろうとした、瞬間、


ベシャッ


容器が濡れていたため受け取ろうとした手が滑って落としてしまった。

運悪くその衝撃で蓋が取れ、

三井サンのアッーな部分へヨーグルト味の液体が…。



「う、わぁぁっ!!?」


「うっわスイマセン!!」


慌てて布巾を渡す、が、

まぁヨーグルト味=白い
わけで、
なんか…ものすごく、
アブナイ…!!

アレを漏らしちまったかんじにみえますよ三井サン!!!
卑猥!


「みみ三井サン!」


「あぁっ!?んだよっ」


「な、なんかソレ白いし場所的にも、アレで、その…俺の股間直撃なん「黙れぇぇぇええっ!!!」















だってだってしょうがないじゃんっ

俺男の子だもん!!






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宮城だって立派な男子高校生です。