ねぇ、山本。
こんな俺と、こんなにも長い間一緒にいてくれてありがとう。

(一緒に歩いた俺たちの後ろに続く道が、俺にとっては大切で、かけがえがなくて)

……え?何って、…もー、良いからちょっと聴いててよ。

それでね、俺、山本と手を繋いだり、抱き締めあったり、そういうの本当にすごく落ち着く…つか安心するんだ。

(どんな事があっても君は俺の手を離さなかったよね?それがどんなに力になったか)

俺が山本に何をしてあげれるかわからないけど、でも、

(それがどんなに嬉しかったか)


………。

(それがどんなに温かかったか)


(この手を離さない事が、君の願いならば、俺は)


…なんかやっぱ照れくさいや。…ははっ!ごめんって、…え?いやだよー。また今度ね?ははっ、うん。


ん?……、っ。

…ん。

うん。…ありがと。



よし、じゃーもう寝よっか。
おやすみ、山本。


(俺は繋いだ手のぬくもりを一生、君に送り続けよう。)


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拍手ありがとうございました!

十年後な感じです。
多分ツナくん酔っ払ってる。


一言よろしければ!(お返事はmemoにて!)





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