POEM
TITLE




こころのはこ

物語の一頁に閉じ込めた
私の想いを詰めた小箱

痛い
苦しい
出してよ

私はこころのはこに
包帯をグルグル巻いて無視をした

貴方だけが私の小箱に気付いた
気付かれてしまった
見つかってしまった
隠さなきゃ
隠さなきゃ

それなのにどうして?
私の小箱が嬉しそうに踊り跳ねる

貴方は少しずつ包帯を解いて

怖くないよ

笑って私の小箱を癒してくれた

私は素直になれないけど
少しずつ貴方の前で笑えるように
少しずつ貴方に愛を与えられるように

一歩ずつ前に歩き出すよ

もう小箱は要らない

貴方に全部預けることにする
包帯は御守り
忘れないからね




from 千佳




自己否定型自己依存

バイバイバイバイバイバイバイバイ
俺なんか死んじゃえ
俺に生きる価値などないんだ

バイバイバイバイバイバイバイバイ
俺なんか何もねぇ
俺に愛す資格などないんだ

燃えるような太陽は
鮮血の味

消えいるような月は
冷酷の証

君は俺の何が惜しいんだい?

バイバイバイバイバイバイバイバイ
俺なんか死んじゃえ
俺に生きる価値などないんだ

バイバイバイバイバイバイバイバイ
俺なんか何もねぇ
俺に愛す資格などないんだ

焦がすようなloveは
残虐な匂い

縋り付くような死体は
恍惚の誘い

俺は俺に全てを任せたのかい?

バイバイバイバイバイバイバイバイ
俺なんか死んじゃえ
俺に生きる価値などないんだ

バイバイバイバイバイバイバイバイ
俺なんか何もねぇ
俺に愛す資格などないんだ

自作自演な俺の人生
結局背中を預けるのは俺の胸

バイバイ




from るぅ




赤い紅い緋い月 昇る
夢に見た貴女の唇にキス

深い不快腐海朝 巡る
夢を去る貴女の掌を抱く

偶然必然唖然貴女は嗤う
僕の瞳に走る空

明日が消えた瞬間
夢が終わる瞬間

僕は見たんだ
貴女の心の戸惑い

僕は知ったんだ
貴女が仕掛けた罠

僕は想ったんだ
貴女に逢えた幸せ

青い蒼い碧い陽が昇る
夢見てる貴女の唇にキス

近い誓い違い夜 終わる
夢のなか貴女の掌を握る

甘い甘い甘いキス
甘い甘い甘いハグ

影に映るあの男
影を掴むあの男

僕がお前を罠に仕掛けよう

甘い甘い甘い罠
甘い甘い甘い嘘

貴女は僕から逃がさない




from miu




必ず死ぬなら
生きるのに必死で在りたいの

必ず死ぬなら
愛すのに必死で在りたいの

必ず死ぬなら
あなたへの詩を必死に唄いたいよ




from みゅー





ゆく年くる年
今日も貴方は隣に居ないけど
いつだってあたしの心は貴方に贈る

好きよ好きよ
苦しいほどに、ね




from miu




貴方が消える
貴方が嘘を吐く
貴方が眉間に皺寄せる
貴方が僕を罵る
貴方が僕から遠ざかる
貴方は振り向かない

貴方が消える

全部紛い物だと言い聞かせても
後から後から涙が溢れ
僕の視界を僕の心を蝕んでいくの

ねぇ、お願い、抱き締めて




from miu




縁側で転寝仔猫
何の夢を見てるのかな?

夏蜜柑食べるお姫様の
幸せ願うのかな?

仔猫は姫に拾われて
此処に来てから毎日幸せで

明日もきっと幸せで

なんで泣いてるの?

なんで仔猫は泣くのかな?

お姫様は何処?

呼ぶことも出来ず
泣いて泣いて泣いている

お姫様は何処?




from miu




君と出会った日が思い出せない
僕が生まれた日が思い出せない

この世の始まりを言える?

おんなじことだよ

僕の世界は君で始まり君で終わるの




from 美海





生きる為に
ダレかの
ナニかの
死があるの?

犠牲なくして
前には進めないの?

生きる強さ
犠牲の上で笑う強さ

泣くのは後でで良いや
今は涙さん、おやすみなさい

僕は此処に居る

僕が此処で笑う

明日に僕が導く

怖いものばかりだから
怖いものなんてないの

君の声を待ってるから
君の笑顔が一番すきだよ

僕は君を待ってるよ




from miu




きみの心の音を聴かせて
本当の音を聴かせて

輝く必要はないの
歪でも構わないの

きみを教えてよ
ぼくを教えるよ

ぼくはきみがわからない

きみは誰?

ぼくは誰?

答えはきみの心の音の中




from 尊




アメダマひとつナメテみる
しょっぱい海みたいなナミダ味

アメダマひとつカジッテみる
ぱちぱち花火みたいな怒りんぼ

キミのアメダマ教えてね
ぜんぶあたしがのみこむよ




from るん

闇の中で声を聞いた
泣き声 歌声 叫び声 笑い声 怒鳴り声
魂を感じた

僕には残されたものがある

待ってて 今 行くよ




from 美海




僕の心は闇に染まっていたけど
僕の音に君の愛が注がれたの

僕の唄は光を纏って輝くよ

僕は愛を込めて唄い続けるよ

この音が枯れるまで
この心が嗄れるまで

愛してくれる君の為に
愛する君の為に

そして

愛を見失ったあなたの為に




from みゅー




今のこの幸福感どうやったら伝わるかな
左薬指に確かに光る愛の証

別に形にならなくても
君の愛は伝わるし幸せだけど

こう形になっちゃうと
なんだかなんだかなんだかなんだか

言葉にならないくらいの
幸福が僕の全てを包むんだね

一生なんて信じられなかったけど
今、確かに、永遠を、感じてる




from みゃー




わたしの王子様が帰る前に
わたしは可愛くなりたくて

わたしはお化粧頑張った
わたしはお洋服勉強した
わたしはお料理覚えたよ

でもなかなか王子様は帰らない

突然帰ってきた王子様

わたしよりいっぱい努力して
カッコよくなって帰ってきた

わたし、わたし、わたし、

今でも王子様の傍に居られますか?




from 紗那




君が前に進みたいと願うから
君が前に進めるように
僕も前に進むよ

これはサヨナラじゃない
ここから始めよう

新たな暮らし
新たな恋

道は違えど僕等は互いの幸せを願うだろう




from kokoro




夢を見ていた
幸せな夢を見ていた
嘘で塗り固められた夢だけど
君と僕が笑ってた

心が泣いた
君と僕の繋がりの不安定さに
心が泣いた

唄いたい
君の為に歌いたい
それは僕の為に詩うことに繋がるよ

君を閉じ込めた嘘という鎖を
僕のこのウタという鍵で
開けてみても良い?

今、僕は君を想ってる




from みゅー




嘘つきな兵隊さんは空を舞う
勘違いしたピエロと手を繋ぎ
仮面の舞踏会へ走って行くの

僕は何処だい?僕は何処だい?

答えは貰えず明日への吊り橋落っこちた




from 美海




こんなに好きで胸が締め付けられる
どうやったらこの想いの全てを
君に伝えられるのか
僕には解らない

君の全てが欲しい
君が僕と同じ気持ちならどれほど嬉しいだろう

僕は君を君を愛しているよ




from きょん




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