名前の長い髪にそっと触れる。

ピクリと肩を竦める名前。

「痛かったか?」と聞くと頬を染めながらを首を横に振る。


そんな彼女の一つ一つが愛おしい。


でも僕は闇側の陣営だ。


遅かれ早かれ彼女を手放さなければならない時が来るだろう。


けれども今はまだその時ではない。


その事に感謝しつつ彼女の髪を撫でた。

出来ればこのまま時が止まって欲しい。


By.確かに恋だった


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